活動停止中のトニーにマンUやチェルシー、トッテナムが関心…1月に移籍の可能性も

　ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーに、移籍の可能性が浮上している。25日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。

　現在27歳のトニーは、2020年夏に当時2部のブレントフォードへ移籍。2020−21シーズンには得点王を獲得する活躍を見せ、同クラブを史上初のプレミアリーグ昇格へ導いた。昨シーズンもリーグ戦33試合に出場して20ゴール4アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、3月にはイングランド代表デビューも飾った。しかし、現在は合計262件の賭博規則違反でFAから起訴されており、今年5月には8カ月間に渡るサッカー関連活動の停止処分が下され、2024年1月17日まで試合に出場することが不可能となっている。

　そんなトニーだが、処分が明ける1月に移籍の可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、トニーにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、トッテナムが関心を示している模様で、これらのクラブが今冬の移籍市場でトニー獲得に動く可能性があるとのこと。ブレントフォードもトニーの移籍金を8000万ポンド（約142億円）に設定し、トニー退団に備え始めているという。また、トニー本人は移籍に向けて代理人変更の準備を進めている模様で、元ウェールズ代表FWガレス・ベイル氏のレアル・マドリード移籍などを実現させたスポーツマネジメント会社である『CAAステラー』社と契約を結んだようだ。

　移籍に向けて準備を進めているとも伝えられたトニーだが、果たして今冬にビッグクラブへと移籍を果たすこととなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。