ミシュラン・ル・マン・カップ第4戦アラゴンで小泉洋史/ケイ・コッツォリーノ組がシーズン初優勝

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2023年08月26日 12:30  AUTOSPORT web

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ミシュラン・ル・マン・カップ第4戦アラゴンで優勝を飾った小泉洋史/ケイ・コッツォリーノ組
 8月25日、スペインのモーターランド・アラゴンで開催されたミシュラン・ル・マン・カップ第4戦で、AFコルセの小泉洋史/ケイ・コッツォリーノ組51号車フェラーリ296 GT3がGT3クラスを制し、シーズン初優勝、そして296 GT3のル・マン・カップでの初優勝を飾った。

 今季、名門AFコルセからミシュラン・ル・マン・カップに参戦している小泉とコッツォリーノは、第1戦バルセロナで幸先良く3位表彰台を獲得したものの、それ以降のシリーズではなかなか表彰台を獲得することができなかった。

 しかし今回のアラゴンでは、予選で5番手からスタート。首位を走っていたポルシェの5秒ペナルティ、さらにエマヌエル・コラールのフェラーリとの戦いをコッツォリーノが制するなどレースを勝ち抜き、昨年スポット参戦して以来の2勝目、今季初優勝を飾った。またこの勝利はル・マン・カップでのフェラーリ296 GT3の初勝利となった。

「スタートからポジションを上げることができ良かったですね。もちろんシリーズでの2勝目は嬉しいですが、今年フェラーリ296 GT3になってから、チームに一日も早く優勝をプレゼントしたいと思っていたので、それが達成できて嬉しいです」と小泉。

 またコッツォリーノも「すごく嬉しいです。僕たちは日本に住んでいるので、毎レース来ることはすごく大変なのですが、AFコルセとハードワークしてきましたし、ようやくクルマのスイートスポットを見つけることができたと思います。まだ勝ちたいですし、タイトルを狙っていきたいです」とシリーズに向けて意気込んだ。

 既報のとおり、ふたりはWEC世界耐久選手権第6戦富士にもスポット参戦が決定しており、この勝利でWEC富士に向けても波に乗ることができそうだ。

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