2試合で1G2Aと躍動！　存在感放つ三笘薫をブライトン指揮官が絶賛「最高の選手の1人」

　ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、開幕から好調を維持している日本代表FW三笘薫について言及した。25日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　現在26歳の三笘は川崎フロンターレで頭角を表し、2021年8月にブライトンへ完全移籍で加入した。ベルギーへのレンタル移籍から復帰した昨シーズンは、中盤戦から左ウイング（WG）の定位置を掴み、持ち味の鋭いドリブル突破を武器に躍動。公式戦通算41試合の出場で10ゴール8アシストをマークし、チームのヨーロッパリーグ（EL）出場権獲得やFAカップ準決勝進出に大きく貢献した。

　プレミアリーグ2年目となった今シーズンも、三笘は開幕から好調を維持。第1節のルートン・タウン戦で先制点をアシストすると、先週末の第2節ウルヴァーハンプトン（ウルブス）戦では圧巻の個人技からゴールネットを揺らし、2試合連続のアシストもマーク。1ゴール2アシストの活躍で、プレミアリーグ首位に立つチームを牽引している。

　昨シーズンに引き続き、攻撃面で際立った存在感を発揮している三笘だが、デ・ゼルビ監督もそのパフォーマンスを高く評価しているようだ。就任2シーズン目を迎えた44歳のイタリア人指揮官は「彼が世界最高かどうかはわからないが、最高の選手の1人であることは確かだ」と前置きした上で、次のように三笘に対する称賛の言葉を続けた。

「三笘と共にプレーできることは幸運だ。彼は我々と共に自らのクオリティを発揮することができる。彼のクオリティを発揮するために、ブライトンのすべての選手が適切な状況下で適切なボールを彼に送ることができるんだ。1対1こそが彼のクオリティだが、その前に彼を適切な状態でそのポジションに立たせる必要がある。そして、我々はそれを実行できているんだ」

　なお、開幕2連勝中のブライトンは、現地時間26日に行われるプレミアリーグ第3節でウェストハムを本拠地『アメックス・スタジアム』に迎える。