iPhoneが欲しかった女、店のセキュリティワイヤーを噛み切って盗み逮捕(中国)<動画あり>

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2023年09月07日 05:11  Techinsight Japan

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中国・福建省福州市のアップルストアで「iPhone 14 Plus」の盗難事件が発生。女は盗難防止用のセキュリティワイヤーを噛み切って逃走した(画像は『东方日报 2023年8月29日付「女子嫌苹果手机太贵 直接咬断防盗线偷走」』のスクリーンショット)
中国・福建省福州市のアップルストアで最近、「iPhone 14 Plus」の盗難事件が発生し、女が逮捕された。女は盗難防止用のセキュリティワイヤーを噛み切っており、当時の監視カメラの映像が拡散して注目された。英ニュースメディア『LADbible』などが伝えた。

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福建省福州市のアップルストアで最近、販売価格約14万3千円(7千元)の「iPhone 14 Plus」が盗まれた。

犯行に及んだのはチウ(Qiu)という名の女で、当時の監視カメラの映像では、店内を歩き回ったチウが、お目当てのiPhoneが展示されている丸テーブルの前に立つのが見て取れる。

チウはその後、周りを確認しながら胸元にiPhone 14 Plusを置き、セキュリティワイヤーを引き抜こうとしているが苦戦しているようだ。

するとチウは、そのiPhoneの画面をスクロールした後、テーブルに両肘をつき、セキュリティワイヤーを歯で引っ張り始めた。

そして何度か引っ張ると、セキュリティワイヤーの切断に成功したようで、足元に置いていたバッグにiPhone 14 Plusを入れて店を後にした。

店のマネージャーのワンさん(Wang)によると、店内ではこの時、セキュリティワイヤーが切断されたことを知らせる警報音が鳴ったそうだが、別の客の対応で忙しかった店員は誤作動だと勘違いし、チウの犯行に気付かなかったという。

ところがチウが去った直後、店員はiPhone 14 Plusが消え、ワイヤーが切断されているのを見て警察に通報。監視カメラの映像からチウが浮上した。

チウは店を出てから30分後、自宅前で逮捕されており、警察に「スマホを失くし、店で新しいものを購入しようと思っていた。でもあまりにも値段が高いので盗むことにした」と話したそうだ。

なおチウの有罪が確定すれば、約407万6千円(20万元)の罰金と3年の懲役刑が科せられる可能性があるそうで、この事件には次のような様々なコメントが寄せられた。

「セキュリティワイヤーを切断する前に、監視カメラのワイヤーを切断する必要があったね。」
「もうすぐiPhone 15が販売されるのに。待てなかったのか?」
「歯科医は『丈夫な歯だ』と驚くだろうね。」
「展示されているiPhoneを盗んでも使えないと思うけど、そこまで頭が回らなかったのだろうか。」
「使えたとしても、追跡機能ですぐバレるだろうね。」
「唾液のDNAで御用だろう。」
「アップルをかじっただけでしょう!」
「ハサミを用意できなかったの?」
「スマホを失くしたって言っているけど、スマホを持って入店しているよね。嘘つき!」
「iPhoneが高すぎるんだ。安いスマホを買うべきだよ。」
「真の犯罪者はiPhoneを高く売りつけるアップルだよ!」
「店員にも過失があると思う。」
「とにかく愚かな行為だよ。」

ちなみに過去には中国で、iPhone欲しさに腎臓を売ってしまった男性が話題になった。男性はその後、感染症を患い、寝たきりの生活になってしまったという。



画像は『东方日报 2023年8月29日付「女子嫌苹果手机太贵 直接咬断防盗线偷走」』『LADbible 2023年9月5日付「Woman tries to bite through anti-theft cable to steal iPhone 14」(Credit: Newsflare)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • 「30分後、自宅前で逮捕」ってさすが個人情報管理されてる国、ってことでいい?
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