『劇場版シティーハンター 天使の涙』公開記念で神谷明らレジェンド声優陣が聖地に集結、TM NETWORKからコメントも

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2023年09月10日 11:01  マイナビニュース

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『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』公開を記念して9日、『シティーハンター』とともに3つの時代を駆け抜けてきた声優・神谷明をはじめとするレジェンドメンバーとこだま兼嗣総監督ら総勢7名が本作の聖地・新宿に集結。100tハンマーならぬハンマー(木槌)を持ち、「もっこり!大ヒット!」を祈願し鏡開きを実施した。


1985年に北条司氏が「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した『シティーハンター』。原作の発行部数は全世界で5,000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る漫画界の「レジェンド」だ。2019年公開の『劇場版シティーハンター 』は観客動員数100万人、興行収入15億円を超えるヒットを記録。『新宿プライベート・アイズ』ではお馴染みの新宿ゴールデン街や花園神社、西口の高層ビル群、そして当時完成して間もない歌舞伎町のゴジラ像やバスタ新宿など、さまざまな新宿の名所が新旧織り交ぜて描かれ、新宿の街がまさに“聖地”と化した。SNS上でも「帰り道がそのまま聖地巡礼になって興奮した」、「新宿で観ると、終わった後に違う街に見える」など繰り返し本作を観て“聖地巡礼”する観客が続出した。


ついに『劇場版シティーハンター 天使の涙』公開を迎えた9日、TOHOシネマズ新宿には36年以上に渡り変わらぬ役柄を演じ続けるレジェンド声優の神谷明(冴羽獠役)、伊倉一恵(槇村香役)、一龍斎春水(野上冴子役)、玄田哲章(海坊主役)に加えて、今作の依頼人・アンジー役でゲスト声優を務めた沢城みゆき、ついに姿を現した冴羽獠育ての親であり最強の敵である海原神役の堀内賢雄、こだま兼嗣総監督の錚々たる豪華メンバーが登場。


はじめに、「本日はご来場誠にありがとうございます。冴羽獠役の神谷明でございます!」と神谷明が元気に挨拶すると、獠の相棒・香役の伊倉一恵は「もっこり獠には100t ハンマー!今回もしっかりお見舞いしております。槇村香役の伊倉一恵です」と決め台詞を披露し、会場を沸かせた。続けて一龍斎春水が「野上冴子刑事です。みんな、よく来てくれたわね」、玄田哲章が「表の顔は喫茶キャッツアイのマスター、裏の顔は凄腕の始末屋(スイーパー)。海坊主こと、二刀流!玄田哲章です」と挨拶。今作で依頼人アンジーの声優を務める沢城みゆきは「アンジー役として、こんなに豪華なキャストの中に参加させていただいております、沢城みゆきです。」と少し緊張感気味に挨拶。最強の敵として満を持して登場となった海原神役の堀内賢雄は「私が最強の敵、海原神だ……。」と台詞を披露するも会場からは笑いが起こり「なんで笑いが起こったんですかね?(笑)お楽しみください!」と、和やかなムードの中、イベントがスタートした



これから作品を観る観客に向けてネタバレなしでの見どころポイントを聞かれた玄田は「本作は『シティーハンター』の最高傑作と呼ばれています。皆さん、期待しててくださいよ。もうワクワク感いっぱいの内容がぎっしり詰まっています。決して、裏切りません!」とまさかのトップバッターに少々緊張気味。これには沢城からは「なんで最初に玄田さんに聞いたの〜!」とツッコミが入り会場には笑いが起こっていた。一龍斎は「伊倉ちゃんと神谷さんのパワフルな変幻自在のお芝居はもちろんですが、その陰で私は色っぽいところをやろうと思っていたら今回は美女がいっぱい出てきて、もう敵わないなぁという(笑)美樹にしても『キャッツ♥アイ』(の 3 人)にしてもたくさん美女が出てくるので、その辺りの色っぽさ加減の共演も楽しんでいただきたいと思います。」と魅力的な女性キャラがたくさん登場することをアピール。さらに「この 2 人(神谷と伊倉)の絆もね。舞台袖で見ていても、絆が画面に現れているんだなとすごく感じています。」と続け、36年以上も続いてきた獠&香のコンビネーションも楽しんで観てほしいとコメント。



伊倉は「もう本当に1秒も見逃せない感じですね。始まって5秒で『おぉっ!』となります。で、30秒くらいすると多分みなさん笑いながら手を叩きたくなると思います。自由に笑って楽しんでいただけたら」とコメント。さらに「私が観て一番感じたのは最後の『Get Wild』の聞こえ方が、ちょっと今までと違う感じに聴こえました。みなさんにはどんな風に聞こえるのかしら?と興味があります。」とエンディングまでも目が離せないと明かした。神谷は「今回はいつもに増して、ギャグからシリアスまで振れ幅が大変大きくなっており、その分お楽しみいただけるかと思います。前作の『俺を呼んだのは君だろ?』というセリフを今回の作品でも言いたかったんですが、シナリオになかったんです!なので言わせてってスタッフにお願いしました。言っておりますので探してください!」とここでしか聞けない裏話も披露し、会場からも期待の拍手が上がった。



「今回私は、依頼人として獠と香の元を訪れます。」という沢城は、「本当に、歴史がある作品の中で新たな歴史を作ってしまった感があり…お返ししますっ!」と思わずネタバレをしそうになるのを我慢し MC に返しつつも、見どころについては「そうですね、アンジーとして観る時とイチファンとして観る時でまた違うんですけれども、まだまだアンジーの熱が自分の中に残っているもので、なかなかフラットに観られないなという状況で…」と、『シティーハンター』のファンでありながら、アンジーという難しい役どころを見事やり切った沢城ならではの、作品への強い愛と思い入れを感じさせるコメントを披露した。堀内は「とにかくコミカルで、ストーリーが重厚で深いですよね。そこに海原神が登場して、どういう風にこの先続いていくかの期待感もありますし、映像も綺麗で、CGも上手く使って、音楽が入って、とにかく深い作品が出来上がっていますので、ぜひお楽しみいただきたいです。」とコメント。


最後にこだま総監督は「今回ヒロインのアンジーは、“もっこり無知”、“スイーツ無知”と言う面白さがあります。どういう風にそれを表現しているのか、映像を観て楽しんでいただきたい。そして後半は、本当にハードボイルドを観ていただくということになります。どうぞ、お楽しみください」と作品に込めたこだわりと期待の想いを披露した。



イベント後半では、『シティーハンター』の代表曲である名エンディングテーマ「Get Wild」と、今作のために新たに書き下ろされたオープニングテーマ「Whatever Comes」に加えて、挿入歌を手掛けている TM NETWORKの小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登から公開を祝うコメントが到着。小室は「『シティーハンター』という大きなエンタテインメントに対して英知を出し尽くし、楽曲制作に集中しました。 挿入曲『Angie(アンジー)』は、この曲ほど、ストーリーの深い意味を音楽で表現出来たことは無いのではと、とても、満足した楽曲に仕上がったと思います。監督、スタッフ、僕らメンバーが感じた気持ちは映画を観てくださった方にもきっと伝わると思っています。」と楽曲に込めた熱い想いを明かした。



さらに TM NETWORK の3人が本人役で映画本編にも登場していることが明かされた。こだま総監督は「どの辺まで言ってもいいんですかね?(笑)」としつつも、「最初から目を離さず注目していただきたいですね。」とコメント。3人の登場シーンは、是非、劇場で確認して欲しい。



最後は、大ヒットを記念して鏡開きを全員で実施。作中でもお馴染みのアイテムである 100t ハンマーを模した巨大なバルーンハンマーを伊倉が香さながらに掲げ、他キャストらも木槌を手にすると、神谷による『シティーハンター』という呼びかけと、他キャストや観客らからの「大ヒット!」の掛け声で鏡開きを披露。神谷は「『シティーハンター』がここまで続けて来られたのも、たくさんの方の応援があったからこそです。僕たちは、この後もまだまだ続けたいと思っています!どうぞ、尚一層のご支援を賜りたいと存じます。今日は本当にありがとうございました!」と締めの挨拶をし、今日一番の大きな拍手に包まれながらイベントは終了した。


○宇都宮隆 (うつのみや たかし)コメント



「劇場公開おめでとうございます!

世界に誇れる『シティーハンター』の最新作に参加できて本当に嬉しいです。

試写会で拝見して鳥肌立ちました。笑ったり泣いたり。

僕たちもチラッと出演していて驚きました。

どこに出ているか……?探してみてくださいね。

僕もまた観たいと思います。」

○木根尚登 (きね なおと)コメント



「本日はおめでとうございます!

メンバーの中で一番最後に試写ができました。

とても感動しましたし、今度は是非映画館で観たいと思いました。

TM3人での曲の制作はデビュー当時に戻ったような楽しい時間が多かったです。

僕らは9月7日に全国ツアーをスタートしました。

ツアーと映画を両方観て楽しんで欲しいですね。」

○小室哲哉 (こむろ てつや)コメント



「公開おめでとうございます。パンフレットのインタビューでお話したことと重なりますが、『シティーハンター』という大きなエンタテインメントに対して英知を出し尽くし、楽曲制作に集中しました。

挿入曲「Angie(アンジー)」は、この曲ほど、ストーリーの深い意味を音楽で表現出来たことは無いのではと、とても、満足した楽曲に仕上がったと思います。

こだま総監督からも音楽家として嬉しい言葉をいただけて、今は安堵の気持ちでいっぱいです。

監督、スタッフ、僕らメンバーが感じた気持ちは映画を観てくださった方にもきっと伝わると思っています。」



(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会

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