『ガンダム』に乗る歴代主人公、アムロ、カミーユ、バナージ、スレッタ……親が“開発関係者”説を検証

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2023年09月12日 07:01  リアルサウンド

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  劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、2024年1月26日に全国ロードショーされることが決定した。本作は約20年前に放送された『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となる完全新作。


(参考:【写真】「機動戦士ガンダムSEED」のカラーイラストやスケッチなど緻密で独創的なメカニックデザインが生まれるまでがわかる紙面をみる


ネット上でも大きな話題を集めているが、『ガンダムSEED』が放送された当時はとてつもない盛り上がりを見せていたようだ。当時の人気ぶりを物語るエピソードをいくつか振り返ってみよう。


■日本初のTV連動ネット配信に第二次ガンプラブーム!


 まず特筆すべきなのは、『機動戦士ガンダムSEED』が毎週TV放送と連動してネット配信されたこと。NTTフレッツ・シリーズの契約者はユーザー向けサイトで、配信後1週間限定ではあるが無料で視聴することが可能だった。今ではTV放映後のネット配信は珍しくも何ともないが、当時はなんと日本で初めての試み。ネット配信も毎週数十万にも上るアクセスがあったという。


  また『機動戦士ガンダム』シリーズは多くの商品を展開しているが、その1つが世界的に大人気のガンプラなのは間違いない。『機動戦士ガンダム』放送後の1980年7月に最初のガンプラが発売され、翌年に爆発的なガンプラブームを呼んだ。当時は売り切れが続出し、発売日に売り場に殺到した小学生が将棋倒しとなりニュースになったほど。


  1980年代も凄まじいブームだったが、第二次ガンプラブームを引き起こしたきっかけはまさに『機動戦士ガンダムSEED』だった。第二次ブームの頃も小学生をはじめ、多くのファンが『SEED』のガンプラを求めたようだ。


  ファンの間では「ネット配信なんて珍しいと思ってたけど、日本初だったとは驚き」「いつもはガンダムを見ない友人も見始めてた」「コンビニで普通にガンプラが売ってたのを見たけど、すごい人気なんだと思ったよ」と当時の人気ぶりを懐かしむ声が溢れていた。


 『機動戦士ガンダムSEED』がこれほどの人気作品となったのは何故だろうか。その理由の1つに「ファーストガンダムをオマージュした正統派の作品だからなのでは?」という意見があった(『機動戦士ガンダム』はファーストガンダムと呼ばれることがある)。実際に『機動戦士ガンダムSEED』は「21世紀のファーストガンダム」として売り出され、ストーリーなどの内容も似ている。多くのファンから高い評価を得て、2004年にはアニメーション・オブ・ザ・イヤーも受賞した。


■信者 VS アンチ! 賛否両論も巻き起こる


 しかし絶大な人気を誇る一方で、多くの批判的な声もあった。キャラクターが『機動戦士ガンダム』と比較して美少年化し、より多くの女性ファンから支持を集めた『機動戦士ガンダムSEED』。中には受け入れられない昔からのファンもいたようだ。またストーリーについても『機動戦士ガンダム』と似た展開が逆に気に入らないという意見もあり、多くアンチを生んだ原因となった。


  当時ネット上では評価が分かれることもあったが、いずれにしてもそれだけ多くの人が注目していたという証拠でもある。多くのファンが待ち望んでいる新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』も大いに期待したい。


(文=ヨークシャー)


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