右大腿直筋負傷で離脱中のペドリ、復帰は10月中旬の見込み? バルサはリスクを冒さず

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2023年09月12日 22:14  サッカーキング

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今季も開幕から2戦連続で先発に名を連ねていたペドリ [写真]=Icon Sport via Getty Images
 バルセロナに所属しているスペイン代表MFペドリについて、負傷からの復帰が10月中旬までずれ込む見込みのようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が11日に報じている。

 今季もバルセロナに欠かせない中盤の1人としてラ・リーガ開幕から2試合連続でスタメンに名を連ねていたペドリ。8月20日に行われた第2節カディス戦では82分にチームの今季第一号ゴールを挙げ、2−0での初白星に貢献していた。だが、同試合直後の24日に右大腿直近の前部を負傷したことが明らかになっている。当初、スペインメディア『マルカ』は4週間から6週間程度の戦線離脱を予想していた。

 だが、今回の報道によると、ペドリの復帰時期は少々後ろ倒しとなりそうだ。ペドリ自身は理学療法を受けながら順調に回復しているものの、バルセロナ側はリスクを冒すことなくペドリの復帰に向けたプログラムを組んでいるとのこと。ペドリは今年2月16日に行われた昨季のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグのマンチェスター・ユナイテッド戦でも右大腿直筋を負傷しており、当時は4月23日のラ・リーガ第30節アトレティコ・マドリード戦で復帰するまで、約2カ月間の離脱を余儀なくされた。同箇所の負傷であることを踏まえ、バルセロナとペドリは復帰に向けて慎重な姿勢を貫いているという。

 回復がこのまま順調に進めば、10月9日から17日にかけて設定されているインターナショナルマッチウィーク明けでの復帰を目指すことになるようだ。同22日に行われるラ・リーガ第10節アスレティック・ビルバオ戦までにはピッチに戻ってくることができるかもしれない。言い換えると、それまでの期間に行われるラ・リーガ5試合、チャンピオンズリーグ2試合はペドリ不在で戦うこととなる。

 現在20歳のペドリは、2019年9月にラス・パルマスからバルセロナに完全移籍加入。初年度は1年間のレンタル移籍でラス・パルマスに残留し、翌年夏からブラウグラナ(バルセロナの愛称)の一員としてプレーしている。これまでに公式戦通算111試合のピッチに立って17ゴール8アシストを記録。2022−23シーズンからはかつて元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(現:エミレーツ・クラブ)が着用していた背番号「8」を託されている。

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