「小児矯正」を始めるのに適切な時期はいつ? 約7割の親が選んだ回答は?

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2023年09月17日 10:01  マイナビニュース

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海岸歯科室は、「小児矯正」に関する調査結果を9月13日に発表した。同調査は2023年8月1日〜2日の期間、小児矯正中の子どもを持つ保護者1,003人を対象にインターネットを用いて行われた。


本格的な矯正治療を始めた年齢を質問したところ、「8歳」(19.5%)と回答した人が最多に。次いで「7歳」(18.4%)、「9歳」(16.9%)、「6歳」(16.3%)と続いた。小学校入学後に始める人が多く、幼児期からスタートさせる人は少数派のよう。



次に、小児矯正にかかった費用を尋ねたところ、「40万円〜60万円未満」(25.1%)が最も多く、次いで「20万円〜40万円未満」(22.4%)、「10万円〜20万円未満」(12.3%)、「60万円〜80万円未満」(12.2%)、「100万円以上」(8.1%)と続いた。


実際に小児矯正を始めたことで、どのようなメリットを実感したかを尋ねると、「永久歯が正しい位置から生えてくる」(52.8%)との回答が最多に。次いで「正しく咀嚼が行える(かみ合わせが良くなる)」(31.4%)、「大人になってからの矯正よりも効果的」(31.1%)、「虫歯や歯周病になるリスクが減る」(25.9%)、「顔貌が良くなる」(23.2%)と続いた。



一方デメリットについては、小児矯正は親の主導で行う場合が多く、子どもに定着させるのが大変という回答が多く寄せられた。ほかにも、調整のために毎月歯科医に通院するのが大変だという声もあった。


小児"矯正"を始めるのに適切なのは、いつ頃だと思うかを質問したところ、「混合歯列期(永久歯列前期、6歳〜12歳頃)」(72.6%)と回答した人が最も多く、次いで「乳歯列期(3歳頃〜6歳頃)」(20.6%)、「永久歯列期以降(12歳〜13歳以降)」(6.8%)と続いた。(蒲生杏奈)

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