ラッセル・ブランド氏に性加害疑惑　英コメディアン　政界からも懸念

　英国でかつて絶大な人気を誇ったコメディアン兼俳優の男性に性加害疑惑が浮上し、政界や警察、メディアも、調査・捜査を念頭にした声明を出す騒ぎになっている。スナク首相の報道官も18日、「非常に深刻かつ懸念すべき疑惑だ」と報道陣に語った。

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　男性はテレビやラジオ、映画で活躍してきたラッセル・ブランド氏（48）。2008年と09年には、米国最大級の音楽賞の祭典「MTVビデオ・ミュージック・アワード」の司会も務めた。現在は人気に陰りが見えるものの、X（旧ツイッター）には1100万人超のフォロワーを抱える。

　疑惑の発端は、英紙タイムズとサンデー・タイムズ、英公共放送チャンネル4による16日の調査報道。「06〜13年にレイプ、性的暴行、精神虐待を受けたと4人の女性が名乗り出た」と伝えた。1人は当時16歳だったという。

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