菊池雄星、緊急降板も6回途中1失点の好投 PS進出争いのなかMLB初の10勝目

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2023年09月20日 11:10  ベースボールキング

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ヤンキース戦で6回途中1失点と好投しメジャー5年目で初の10勝目を挙げた菊池雄星
● ヤンキース 1 − 7 ブルージェイズ ○
<現地時間9月19日 ヤンキー・スタジアム>

 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地でのヤンキース戦に先発登板。6回に先頭打者に四球を与えたあと緊急降板したが、5回まで4安打1失点と好投しメジャー5年目で初のシーズン2ケタ10勝目(6敗)をマークした。

 1点を先制してもらい初回のマウンドに上がったが、一死から2番・ジャッジ、3番・トーレスに連打を許しあっさり追いつかれた。それでも、2回以降は要所を締めゼロ行進。味方が追加点を奪った4回と5回はキッチリと3者凡退で終えた。

 10勝目の権利を持って3点リードの6回もマウンドに上がったが、先頭の1番・ラメーヒューに四球を与えたあと、左肩付近をしきりに気にする仕草を見せた。すぐさまトレーナーらが駆けつけ、首元を揉まれるなど状態を確認。だが、続投することなくそのままベンチに下がり、マウンドには2番手のY.ガルシアが上がった。

 ガルシアが後続を退け、菊池は5回0/3で82球、4安打1失点、7奪三振1四球の登板結果。防御率は3.74となった。球団は菊池の症状について降板後「左上部僧帽筋のけいれん」と発表した。

 ブルージェイズ打線は3本塁打含む10安打7点得点で菊池を援護。4連勝で貯金は17となり、ポストシーズン進出圏内のワイルドカード2位の座をガッチリと守った。

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  • 今年の躍動感あふれるピッチングフォームはカッコ良かった!ポストシーズンでも活躍して欲しい!
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