荒川晃大、初ポール獲得。長島哲太は2番手に/2023全日本ロード第7戦岡山 ST1000予選

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2023年09月23日 13:30  AUTOSPORT web

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荒川晃大(MOTOBUM HONDA)/2023全日本ロード第7戦岡山 ST1000 予選
 9月23日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 スーパーバイクレース in 岡山のST1000クラス予選が岡山県の岡山国際サーキットで行われ、荒川晃大(MOTOBUM HONDA)がポールポジションを獲得した。2番手は長島哲太(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、3番手は渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)となっている。

 前戦オートポリスから2週間のインターバルでの開催。前週には事前テストが行われるなど、シーズン中で最も忙しくなった。特別走行が行われた金曜日は、ドライコンディションながら上空には常に不穏な雨雲が広がっていた。予選日に設定された土曜日は、朝から秋らしいさわやかな風に包まれた。時間経過と共に雲が広がったが、ST1000クラス予選はドライコンディションで40分間のタイムアタック形式で行われた。

 今大会には怪我で欠場中の國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)の代役として鈴鹿8耐優勝ライダーの長島哲太が登場。話題となったその長島は、予選セッション開始早々の2周目に転倒。

 予選セッションをリードしたのはST1000クラスのルーキー荒川晃大(MOTOBUM HONDA)。2周目にコースレコード更新の1分32秒022でリーダーボードのトップに立つ。荒川は連続アタックを慣行して3周目には1分31秒817と、1分31秒台に突入する。

 ディフェンディングチャンピオン渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)は1分32秒456と、唯一の1分32秒台前半のタイムで2番手。國峰啄磨(TOHO Racing)、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)、前田恵助(Team GYTR)、高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)、村瀬健琉(Team TKR performance)、高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)、豊島怜(DOG FIGHT RACING)が1分32秒台後半のタイムで攻防を展開。

 セッション残り10分。マシン修復を終えた長島がコースイン。残り5分で1分32秒454をマークして2番手に浮上。しかし反撃もここまで。荒川がST1000クラス初ポールポジション獲得となった。

■ST1000ポールポジション 荒川晃大(MOTOBUM HONDA)
「ST1000で岡山国際サーキットを走るのは事前テストが初めてだったので、人の後ろにつかせてもらって走り方を学ぶところから始めました。流れは悪くなく、テストの時点でそこそこのタイムが出ていました。そこからセッティングは変更せず、乗り方でアジャストしていきました。今日は長島選手の後ろに張り付こうという作戦でしたが、すぐに転倒してしまったので、その後はひとりでタイムを刻みました。それがよかったのかもしれません」

「長島選手は、もし転倒しなかったら1分31秒台をねらうと思っていたし、自分も想定していたタイムに持っていけてよかったです。長島選手はアベレージタイムもいいし走り方の引き出しもたくさんあると思います。決勝は自分が逃げ切れれば一番いいですが、恐らく混戦になると思うので、走りを見せてもらいつつ、自分も成長できたらいいなと思っています」

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