マツダ、4代目『ロードスター』を大幅改良し2024年1月中旬に発売へ。289万から

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2023年10月05日 14:40  AUTOSPORT web

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大幅改良が行われた4代目マツダ・ロードスター(ボディカラー:エアログレーメタリック)
 マツダは2023年10月5日、コンパクト・オープンスポーツカー『ロードスター』とハードトップモデルの『ロードスターRF』に大幅な商品改良を実施し、来年1月中旬より販売を開始する予定であると発表した。これらの改良モデルは、5日(木)から予約注文の受付が開始されている。

 1989年の初代(NA型)登場から34年、この間4代にわたって進化を続けてきたマツダ・ロードスター。その現行モデルにおいて、走りとデザインの進化に加え、先進安全技術やコネクティッドサービスの導入など、このND型でもっとも大きな商品改良が行われた。

 今回の改良では、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)とスマート・ブレーキ・サポート(後退時検知機能/SBS-RC)を新たに採用するなど、現代の交通事情に求められる新たな安全法規に適合しながら、ロードスターらしさを追求した進化によりマツダが目指す“人馬一体”の走りの楽しさが一層高められた。

 また、マツダコネクトの進化など最新のコネクティッド技術を搭載するとともに、デザインも進化。外観ではLEDデイタイムランニングライトの変更によって目元にスポーティな軽快さがプラスされ、LED化されたテールランプも立体的な造形となってより鮮明な印象を与えるデザインとなった。また、ボディカラーには新色のエアログレーメタリックが追加されている。

 インテリアには8.8インチのセンターディスプレイが新たに装備されたほか、往年のライトウエイトオープンスポーツカーを彷彿とさせるスポーツタン内装とベージュ幌のカラーコーディネーションが新たに設定された。

 走りを進化させるメカニカルの部分では、加速・減速時のデファレンシャルギヤの差動制限力を変化させることでクルマの旋回挙動を安定させる、新開発のアシンメトリックLSDを採用。電動パワーステアリングおよびエンジンパフォーマンスフィールの進化とあわせて、ロードスターならではのリニアで軽快な走りに磨きが掛けられた。

 さらに、多くの方により安全にモータースポーツを楽しんでもらうべく、マニュアル(MT)車にはサーキット走行に最適化したダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の新制御モード“DSC-TRACK”が追加設定されている。

 今回の大幅改良にあわせて価格改定と一部グレードの追加や廃止が行われた『マツダ・ロードスター/ロードスターRF』の価格は、以下のとおりだ。

■マツダ・ロードスター価格一覧
グレードトランスミッション旧価格新価格駆動エンジンS6MT268万9500円289万8500円2WDFRSKYACTIV-G 1.5NR-A6MT284万3500円306万4600円S Special Package6MT290万6200円308万7700円6EC-AT302万1700円320万3200円特別仕様車990S6MT295万9000円廃止S Leather Package6MT325万7100円349万8000円6EC-AT337万2600円361万3500円特別仕様車BROWN TOP6MT325万7100円廃止6EC-AT337万2600円廃止S Leather PackageWhite Selection6MT329万7800円廃止6EC-AT341万3300円廃止S Leather PackageV Selection6MT――355万3000円6EC-AT――366万8500円RS6MT342万2100円367万9500円

■マツダ・ロードスターRF価格一覧
グレードトランスミッション旧価格新価格駆動エンジンS6MT352万7700円379万6100円2WDFRSKYACTIV-G 2.06EC-AT355万5200円382万3600円VS6MT382万3600円415万4700円6EC-AT385万1100円418万2200円VS White Selection6MT386万4300円廃止6EC-AT389万1800円廃止VS Terracotta Selection6MT386万4300円廃止6EC-AT389万1800円廃止RS6MT398万8600円430万8700円
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