新人ピアストリが最速。マクラーレンが最前列に【タイム結果】2023年F1第18戦カタールGPスプリント・シュートアウト

0

2023年10月07日 23:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2023年F1第18戦カタールGPスプリント・シュートアウト トップタイムをマークしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)
 2023年F1第18戦カタールGPのスプリント・シュートアウトが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は18番手だった。

 今年から導入されたスプリント・シュートアウトは、土曜日の午後に行うスプリントのグリッドを決めるためのセッションだ。通常の予選と同じ3セッションの形式で行われ、各セッションをSQ1、SQ2、SQ3と呼ぶ。時間はそれぞれ12分(20人)、10分(15人)、8分(10人)と予選より短い。

 金曜日の走行後、ピレリがタイヤを調査したところダメージが発見された。このダメージはコースのピラミッド型の縁石に起因するもので、FIAは安全上の観点からターン12〜13のトラックリミットを見直すことを決定。これに伴い、当初スプリント・シュートアウトの開始時刻であった現地時間16時(日本時間22時)より追加で10分間の走行が行われた。

 そのためスプリント・シュートアウトは現地時間16時20分(日本時間22時20分)にスタート。SQ1、SQ2は新品のミディアムタイヤを使うことが義務付けられている。路面コンディションの改善が大きいため、セッション後半での走行を狙うドライバーも多かった。トップはジョージ・ラッセル(メルセデス)で、タイムは1分25秒413。トラックリミット違反によるタイム抹消が頻発するなかランス・ストロール(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、角田、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)が敗退となった。

 夕方ではあるものの、気温36度、路面温度42度と暑いコンディションが続く。10分間のSQ2ではノリスが1分24秒947でトップ。追い風になるセクター2でのトラックリミット違反が相次ぎ、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、リアム・ローソン(アルピーヌ)、周冠宇(アルファロメオ)がここで姿を消した。

 最後のSQ3はソフトタイヤでの計測で、エステバン・オコン(アルピーヌ)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は新品を持っていないためユーズドタイヤでの走行となった。序盤からコースに出て行きアタックを行う6台と、終盤のアタックにかける4台に分かれたが、ピアストリが1分24秒454でトップ、僚友ノリスは最後に大きなミスがあり2番手となったがマクラーレンがフロントロウを独占した。

 スプリントのタイムスケジュールに変更はなく、この後現地時間20時半(日本時間26時半)より行われる予定だ。

■2023年F1第18戦カタールGPスプリント・シュートアウト リザルト
Pos.No.DriverTeamTimeLaps181O.ピアストリマクラーレン1’24.4541824L.ノリスマクラーレン1’24.5361431M.フェルスタッペンレッドブル・レーシング1’24.64612463G.ラッセルメルセデス1’24.84117555C.サインツフェラーリ1’25.15521616C.ルクレールフェラーリ1’25.24721727N.ヒュルケンベルグハース1’25.32016811S.ペレスレッドブル・レーシング1’25.38217914F.アロンソアストンマーティンNo Time131031E.オコンアルピーヌNo Time151110P.ガスリーアルピーヌ1’25.686121244L.ハミルトンメルセデス1’25.962141377V.ボッタスアルファロメオ1’26.23681440L.ローソンアルファタウリ1’26.584121524周冠宇アルファロメオ1’54.546101618L.ストロールアストンマーティン1’26.84981723A.アルボンウイリアムズ1’26.86261822角田裕毅アルファタウリ1’26.92661920K.マグヌッセンハース1’27.4385202L.サージェントウイリアムズ2’05.7417

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定