「世紀の二枚目」アラン・ドロン(87)の「伴侶」を自称する日本人ヒロミ・ロラン、アランの子供らと泥沼法廷闘争へ

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2023年10月11日 17:11  Techinsight Japan

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2019年に脳卒中で倒れてから、スイスでの療養を続けているアラン・ドロン。本人は今、何を思うのだろうか(2010年5月、カンヌ国際映画祭で撮影)
「世紀の二枚目」と呼ばれたフランスの元名俳優アラン・ドロン(87)。2017年に俳優活動からの引退を表明後、2019年に脳卒中を発症しスイスでの療養を続けている。今年7月、アランの子供達は、そんな父に対する虐待と嫌がらせを理由に、彼の恋人と公言している日本人女性ヒロミ・ロラン(66)を告発した。自らを「アラン・ドロンの伴侶である」と主張するこの日本人女性は、告発者達によってアラン・ドロンの所有地から追い出された。その後、アラン・ドロンの子供達を中傷と窃盗で訴えている。

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現地時間10月8日、アラン・ドロンの娘であるアヌーシュカ・ドロン(32)が、仏民間テレビ局「TF1」のニュース番組『セット・ア・ユイット(Sept à huit)』に出演し、この事件に関して初めて口を開いた。

アヌーシュカがヒロミ・ロランと初めて出会ったのは20年前、父親と共演したテレビ映画『ル・ライオン』(原題:Le Lion、2003年)の撮影現場だった。「彼女は撮影現場で助監督をしていました。彼女は私達の家、父のセカンドハウスの世話をしてくれる女性でした。でも父は、彼女を自分の伴侶として正式に紹介したことはありませんでした」とアヌーシュカは断言した。アヌーシュカにとって、ヒロミ・ロランは単に“家政婦”の一人だったという。


変化があったのは、アラン・ドロンが4年前に脳卒中で倒れた時だった。「父は“アラン・ドロン”で、誘惑好きで、たくさんのガールフレンドを持っている。でも、この時は(ヒロミを)ガールフレンド(恋人)として私に紹介したのです」と述べた。


実際に2年前、アラン・ドロン本人はいくつかのメディアでヒロミ・ロランを交際相手として紹介している。しかし、この件に関してアヌーシュカは「彼女が無理やり言わせた」と考えている。アヌーシュカによると、アランは「ヒロミ・ロランにより、一日中『私はあなたの伴侶ですと言いなさい!』と迫られ、『“平和を保つため”に(彼女が恋人だと)言わざるを得なかった』と明かした」という。

一方でヒロミ・ロランは、アラン・ドロンが4年前に脳卒中で倒れて以来、彼の子供達の助けを借りずに一人でアランの世話をしてきたと主張している。この件に関してもアヌーシュカは否定した。ヒロミは看護師すらもアランに近寄ることを許さず、アランを子供達や友人達から遠ざけていたという。「彼女はあらゆるものに嫉妬していた」とも述べた。

ヒロミ・ロランは9月、フランス紙『ル・パリジャン(Le Parisien)』で「濡れ衣を着せられた」と主張し、「33年間続いた(自らとアランの)恋愛」を語っている。彼女は、ドーシーにあるアラン・ドロンの所有地から、彼の子供達によって残酷に追い出されたとも話していた。

本件に関しては、裁判所において何十回もの審問が行われたが、未だに双方の言い分の真相は解明されないままであり、泥沼裁判に突入することは避けられない様相を呈している。

画像2、4枚目は『Anouchka Delon 2023年9月14日付Instagram「Il y a tout juste 20 ans se terminait le tournage du film ≪ Le Lion ≫」、2023年10月10日付Instagram「Monday Monday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 リエコ)

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  • 事実婚だろうけど、家政婦扱いしていたかもね。
    • イイネ!15
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