JRイン千歳に「キハ281 トレインルーム」運転台・座席などを再利用

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2023年10月12日 19:01  マイナビニュース

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JR北海道ホテルズとJR北海道は12日、JR北海道ホテルズが経営・運営する「JRイン千歳」にて、ホテル開業5周年を記念し、キハ281系をコンセプトとした「キハ281 トレインルーム」を新設すると発表した。10月23日の利用開始を予定している。


「キハ281 トレインルーム」は、1994年(平成6年)3月から28年間、函館〜札幌間の特急「スーパー北斗」「北斗」で活躍したキハ281系から数々の鉄道部品を取り出し、設置したコンセプトルーム。運転台、車掌室チャイム、グリーン車座席、ドア開閉スイッチ等の実物を設置し、「キハ281を自由に見て、触って、撮影して、体感してもらえる」客室となっている。



マスター・コントローラーを含む運転台は自由に操作でき、前面展望動画を閲覧しながら運転士気分を楽しめる(動画と運転台の動作は連動しない)。グリーン車座席に座って客室の窓から千歳線を走る列車を眺め、マイクを用いて車掌の車内放送体験も行える。壁面には、パーススケッチ、キハ281系ラストランに際して作成されたJR北海道社内報の記事、JR北海道社員が撮影したキハ281系の写真等が掲出される。

プラン特典として、運転士が使用する携帯時刻表のレプリカを宿泊者全員にプレゼントするほか、キハ281系の写真を使用したオリジナル宿泊証明書を進呈。実際に運転士が着用している制服・制帽を着用し、ロビーで記念撮影も行える。



プラン名称は「【1日1室限定】キハ281系車両『キハ281 トレインルーム』」。部屋タイプは、禁煙ラージツインルーム(31平方メートル)定員2名。利用開始日は10月23日。予約は10月14日「鉄道の日」から、「JRイン千歳」公式サイトにて受付開始する。料金は1室(最大2名)素泊まり3万円から(未就学児は添い寝無料)となる。(木下健児)
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