Netflix韓ドラ「イ・ドゥナ！」主演・スジが再びアイドルに　センター務めるMVも公開中

かつてJYPエンターテイメント所属のK-POPガールズグループ「miss A」のメンバーとして活躍し、映画『建築学概論』（12）で“国民の初恋”と呼ばれて以来、俳優としても躍進を続けるスジ。彼女が主演する待望のNetflixシリーズ「イ・ドゥナ！」が10月20日（金）より配信開始となり、合わせて、スジが劇中で人気K-POPグループのセンター、イ・ドゥナとしての姿を見せるミュージックビデオも公開され、話題を呼んでいる。

本作は、韓国の同名ウェブトゥーンが原作。上京したての大学生イ・ウォンジュン（ヤン・セジョン）を待っていたのは、人気絶頂の中、突如引退した元K-POPアイドルのイ・ドゥナ（スジ）とのシェアハウスでの共同生活だった。

彼女は一体、何を考えているのか。過去に何があったのか。何も語ろうとしないドゥナに翻弄される生真面目なウォンジュン。ウォンジュンとの関わりで少しずつ心を開いていくドゥナ。「愛の不時着」「ロマンスは別冊付録」のイ・ジョンヒョ監督のもと、2人の心ときめくラブストーリーと成長が描かれていく。

原作そのままの“陶器のような肌、滑らかな黒髪、魅惑的な瞳”をもつイ・ドゥナを演じるスジといえば、「スタートアップ： 夢の扉」や「アンナ」、映画『白頭山大噴火』など俳優としての活躍が目覚ましいが、彼女自身がかつて一世を風靡したK-POPアイドル。

本作の配信開始とともにNetflix KOREAやStone Music EntertainmentのYouTubeチャンネルにて、イ・ドゥナが所属していた劇中グループ「DREAM SWEET」の「The Whispering Spell」MVが公開されると、ガールズグループでパフォーマンスするスジの姿に「スジが久しぶりに踊る姿を見てうれしい」「ドラマを観て大好きになりました」「アイドルのスジが恋しかった」といったコメントが韓国語を中心に寄せられている。劇中には、日本で撮影された公演シーンも登場する。

また、「DREAM SWEET」として登場するメンバーも豪華だ。イ・ドゥナと対立するメンバーには、ポン・ジュノ監督の『グエムル―漢江の怪物―』や『スノーピアサー』の出演で知られ、実話をもとにした『サムジンカンパニー1995』で主演を務めたコ・アソン。MVを見た誰もが目を見張るほど、ガールズグループに馴染んでいる。

さらに「IVE」「aespa」「TWICE」などの大ヒット曲の振り付け制作で知られ、「QUEENDOM PUZZLE」でも評価団を務めたダンスチーム「LACHICA」のリアンとシミズ。「その年、私たちは」「サイコだけど大丈夫」などの人気ドラマのOSTで美しい歌声を披露するシンガー、ジャネット・ソがいる。

スジは演じるキャラクターについて、「ドゥナは、率直で不愛想ですが、心にたくさんの傷を抱えています。鋭い爪を持った猫のように見えるかもしれませんが、実は"犬っぽい猫"といった感じで、人が好きなんです」とコメント。K-POPアイドルや業界が抱える問題にも迫っていることがうかがえる。

Netflixシリーズ「イ・ドゥナ！」はNetflixにて配信中。



（上原礼子）