坂本龍一が闘病生活の中、演奏した最初で最後の長編コンサート映画が来春上映

映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』が109シネマズプレミアム新宿で来春上映される。同作は、今年3月に急逝した坂本龍一にとって最初で最後の長編コンサート映画。咋年9月、坂本が闘病生活の中で演奏したソロコンサートの模様が収録されている。撮影は東京のNHK509スタジオで長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノだけで行われれた。監督は空音央。セットリストは“Merry Christmas Mr. Lawrence”や、最後のアルバム『12』収録曲、初めてピアノソロで演奏された“Tong Poo”など自身が選曲した20曲。なお、109シネマズプレミアム新宿には、全シアターに坂本が監修した音響システム「SAION-SR EDITION-」が搭載されている。また、坂本が同館で「観たい」と話した作品などを上映するイベント『Ryuichi Sakamoto Premium Collection』のラインナップに11月3日からエドワード・ヤン監督『牯嶺街少年殺人事件 4Kレストア・デジタルリマスター版』『エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版』が追加された。