生活保護→自己破産の元ハロプロアイドル、芸術家転身のはずがSNSで“たかり生活”

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2023年10月27日 11:10  週刊女性PRIME

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'22年、初個展時の大谷雅恵。初日は来客わずか1人も盛り返し、収益はかなりあった

「私はこれがやりたかったんだ!」

 以前、本誌にそう話していたのは、元ハロプロ『メロン記念日』のメンバー・大谷雅恵。やりたかったこととは、アイドル活動ではなく、自身で制作する絵画や陶器、タイダイ染めを施したTシャツといった“アーティスト”としての活動およびそれを展示即売する個展のこと。

 これまで本誌は彼女を何度か取り上げてきた。その共通するテーマは、“生活保護・自己破産からの復活”。大谷は'20年末から半年ほど生活保護を受けた後、自己破産している。

都内でネイリストに

「生活保護は一生背負っていくもの。本当にすごく救われたし、その分元気に働いて社会に貢献していきたい」「やっぱり夢を諦められない」

 そう話していた大谷。夢である個展の資金はクラウドファンディングで集め、アーティストとして一歩を踏み出したが、

「初めての個展以降は、もう1度開催しましたが、それっきりです。ニューヨークで個展をやりたいなど夢を熱く語っていましたが、いわゆるアーティスト的な活動はやっていないと思います」(芸能プロ関係者、以下同)

 彼女は今、どのような世界に?

「今、大谷さんは東京都足立区のネイルサロンで働いています。ただまぁそこに至るまでもいろいろと紆余曲折があったようで……」

Amazonの「ほしい物リスト」を活用して

 自身の“アート”1本で生活しているアーティストはひと握りであろう。本業以外の職を持っていることはやましいことなどではない。

「まず、大谷さんは以前からネイリストをやってはいました。ただ今年の初め時点は日用雑貨店のアルバイト店員。春にネイリストとして就職、こちらは正社員採用で彼女自身それを喜ぶ姿をSNSに投稿していたのですが、2か月ほどで退職。アルバイトはいくつも転々としています

 大谷のファンだった男性は次のように話す。

「以前は作った作品をSNSに頻繁に投稿していましたが、それもしばらくありません。販売ページも動いていませんね。生きていくにはお金を稼いで食べていかなきゃいけませんから、アーティスト以外の仕事をすることはもちろんいいと思いますが、仕事を転々としたり頓挫して、本業がおろそかになったりしているのはファンとしても見ていられないですね」

 Amazonには“ほしい物リスト”という機能がある。“プレゼントしてほしい物のリスト”であり、他人が当人にプレゼントできる。

「一時、ほしい物リストの更新をたびたびツイートしていました。求めたのは飲料やサプリなどの日用品、美容器具、果てはペットの餌など。元メロン記念日ファンを中心に批判の声がありましたが、《必要なものを自分で買えないので欲しいものリストを利用しています。いけないことだとは思っていません》と言い切っていて……。また借金を重ねるんじゃないかという不安もあります」

 生活保護や自己破産は“やってはいけないこと”というイメージもあるが、国民の権利である。しかし、他人に悪いイメージを抱かせてしまうような“その後の生活”を送るのは……。アイドルという華やかな世界にいた女性の現在地。未来はどこか─。

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