前回からの続き。最近の話です。俺（ユウスケ）は、妻のサツキと2人暮らしをしています。サツキは現在妊娠中。もう少しでカワイイわが子に会えるかと思うと楽しみで仕方がありません。そんなとき妹のレイナに「家族で新居に2泊させてほしい」と頼まれました。しかし俺が宿泊を了承したことを知ると、サツキは烈火のごとく怒りだして……？
そもそも俺にはサツキがなんでこんなに嫌がっているのかが分からないのです。
ただ、もちろん言い出したタイミングがギリギリになってしまったことは申し訳ないとは思っています。でもサツキは、少し神経質になりすぎじゃないか？ そう感じるのです。サツキは自分の兄の子である甥っ子も家に上げたがりません。俺は別にお義兄さんの甥っ子くんが遊びにきてくれても何も思わないし、万が一家を汚されたとしても「子どものしたことだから」と寛容に許せます。サツキはそれが難しいから、家に入れないということにしているらしいです。
なんでサツキは、頑なに「家に泊まる」ことを嫌がるのでしょうか。一緒に楽しくやればいいと思わないのでしょうか。「他人」だなんて……。ダメかもしれないけれど、俺はもう一度サツキにかけあってみたのでした。
なんと事態が好転しました！ 「え……？い……いいの？」
サツキは「どうなっても知らない」と言っていたけれど、レイナ一家に迷惑をかけてしまうのは申し訳ないと思いました。今回は予定通りにして、サツキにはこれからしっかり寄り添っていけばいい、そう心にきざんだのです。
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いろいろあったけれど、とりあえずサツキの気持ちは分かりました。だから今後は同じことを繰り返さないように、俺は今回のことでしっかり学習したつもりです。レイナたちに家に来てもらう機会はしばらくないかもしれないけれど、だからこそ今回の旅行は楽しんでもらいたいと思っています。今回はひと悶着ありましたが、結果的に妹との約束を守れて本当によかったです。了承してくれたサツキにも感謝しています。
【第8話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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