<休みたいだけでしょ>【後編】育児休業を1年とっても何もしなさそうな旦那。それでも利点はある?

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2023年10月28日 21:30  ママスタジアム

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前回からの続き。今回の相談者さんは、現在上の子がひとりいて、下の子を妊娠中。家の近所には実家があり、産後は里帰りをする予定だったものの、突然旦那さんが「1年間育休をとる」と言い出したそうです。相談者さんは、旦那さんのお世話もプラスでしなければならないことが負担だと考えているようですが……。

旦那さんが育休をとったらこんな利点もある


相談者さんは、旦那さんが育休をとることに反対です。今のままの旦那さんでは「育休という名の休日を欲しいままに使えるとしか思っていない」とのことですが、本来配偶者の育休は産後のママにもメリットがあるもの。みなさんからは、「目視できるようにして説明したらいい」というアドバイスもありました。もしそれで旦那さんが育児・家事に協力的になってくれたなら、相談者さんにとって旦那さんの育休が助かるものになるはずです。
『私なら絶対に育休をとってもらう。子どものお世話の大変さと、逆に一緒にいられる尊さも私と同じように理解してほしいし、父親と一緒に過ごすのも子どもの権利だと思っているから。そしてその1年でやってほしいこととか、特に子どものことは協力するように教育する。手伝いもしないで人任せだったら離婚と釘もさしておく』
赤ちゃんの頃からお世話をしていたら、「何をしていいのかわからず何もできない」なんて事態は起こりません。赤ちゃんの成長を目の当たりにして、上の子のときよりも、もっと父性が目覚めてくれるかもしれません。
『うちは3人の産後すべて2週間くらい育休とってもらったよ。退院後からの2週間。もちろん夫のお昼なんて用意しないよ! 自分でやってもらう。あとは上の子の公園やお世話、洗濯、助かったよ』
日々、お母さんがどんなに大変な生活をしているのかもきっとわかってくれるはずです。育休が終わって旦那さんが仕事に戻ってからも、思いやりをもって育児や家事などを積極的にこなしてくれる可能性が高まりそうですね。
『育休期間は給料がある程度補償されたり、いろいろな生活支援の特典を用意している企業も多い。だから嫁は、旦那が育休をとることに異を唱える理由もないんだよね。育休をとって金銭的に損をするようならそりゃ異を唱えるだろうけど』
あとは育休をとった場合のお給料の変動などを確認し、夫婦2人が育休をとることで生活に困らないのであれば、前向きに検討してみても良いのではないでしょうか。

育休をとるなら、ママの身体のことや役割分担も事前に相談しよう



旦那さんにわかってもらうために大事なのは、お母さんの身体は産前と同じではないということです。経験をしたことがない男の人は、「もうお腹に赤ちゃんがいるわけではないのに、どうして動けないんだ」と思うかもしれません。

上の子を産んだときに頑張ってしまったお母さんだったら、「上の子のときは平気だったのに、俺が産休をとったから甘えているのか?」と思う男性もいると思います。
『産後、女は身体ボロボロだよ。産後の女性は赤ちゃんと同じくらい睡眠が必要だ思っている男性は少ないよ。基本、赤ちゃんが寝るときに一緒に産後の女性も睡眠取らないと。「何ダラダラしているんだ」とか言う旦那だと地獄』
産後は何らかの不調を感じていたり、心身ともに万全でなかったりするママたちが多いのです。産後は家事や育児だけでなくどういったサポートが必要なのか、そういった部分も含めて旦那さんの想像している“育休”と合致するのか話し合いがしたいですね。
参考:女性の健康推進室ヘルスケアラボ「産後のトラブル」
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・んぎまむ

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