阪神・岡田監督が日本S初勝利 快勝発進に上機嫌「前回4連敗してるんでね」

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2023年10月28日 22:41  ベースボールキング

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5回に生還した佐藤輝(背番8)を迎える岡田監督(左から2人目)ら阪神ベンチ (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2023第1戦
● オリックス 0 − 8 阪神 ○
<10月28日・京セラD大阪>

 関西ダービーとなった日本シリーズ第1戦は阪神が完勝。1985年以来、2度目の日本一へ好スタートを切った。

 難攻不落の相手先発・山本を攻略した。0−0で迎えた5回、阪神は先頭の5番・佐藤輝が安打と盗塁でチャンスメイク。一死三塁で「7番・指名打者」で先発起用された渡邉諒が、初球の155キロをしぶとく中前へ弾き返し先制点を奪った。なおも二死一、二塁で、1番・近本が右中間突破の2点適時三塁打を放ち3−0。2番・中野も左前適時打で続き一気に4点を先取した。

 6回も四球と安打などで好機を作り、8番・木浪、9番・坂本の連続適時打で山本をノックアウト。さらに、リリーフした山田から2番・中野が左前適時打を放ち7点目を奪った。阪神打線は山本に10安打を浴びせ6回までに7得点。9回は佐藤輝の内野ゴロの間にダメ押しとなる8点目を加えた。

 広島とのCSファイナル第1戦(甲子園)に続き開幕投手を託された先発・村上は、立ち上がりから安定した投球で4回までパーフェクト。2回には自己最速を更新する152キロもマークした。先制しれもらった直後の5回は無死二塁のピンチを招くも後続を退け無失点。6回以降は再びテンポ良くアウトを重ね、7回100球、2安打無失点、4奪三振1四球の快投でお役御免となった。

 8回は2番手・加治屋、9回は3番手・岩貞が1イニングずつ無失点。日本シリーズ開幕戦を完封リレーで制し、山本に投げ勝った村上は日本シリーズ初白星を手にした。

 試合後、岡田監督は「相当プレッシャーはあったと思うが、今日は打つ方が奮起してくれた」と笑顔。「一廻り目は差し込まれたり抑えられたりしたが、二廻り目にね、みんな工夫して攻略してくれましたね。個人個人が自分の役割を果たしてくれた」と、山本に10安打を浴びせた攻撃陣の働きを称えた。

 快投の村上については「いつも通り。今日はブルペンから良い報告を受けていたんで、やってくれると信じていました」と全幅の信頼。自身の日本シリーズ監督初勝利については、「前回(2005年のロッテ戦で)4連敗してるんでね」と自虐を交えながら、「久々にこういう舞台に立てたことは光栄に思うし、明日からもゲームは続くのでこの勢いでやっていきたい」と話し、虎党の大歓声を浴びた。

このニュースに関するつぶやき

  • 近鉄阪神なんば線シリーズとか言うけどコウモリ実況があったり阪神贔屓の引き倒しの実況とかなんやけど全く見る気もないんよね������������
    • イイネ!2
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