オリックス”堅守”で流れ引き寄せ連勝 中嶋監督「全員の力がよく出た試合」

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2023年10月31日 22:44  ベースボールキング

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3回裏、阪神・近本(背番号5)の盗塁をオリックスが若月のストライク送球で阻止 (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2023第3戦
● 阪神 4 − 5 オリックス ○
<10月31日・甲子園>

 オリックスが8−0で快勝した第2戦に続き連勝。対戦成績を2勝1敗とし、2年連続の日本一へ前進した。

 オリックス打線は1点追う4回、4番・頓宮が豪快なソロ本塁打をバックスクリーン左へ運び同点。続く5回は先頭の6番・紅林が右前打で出塁すると、7番・若月の打席で鮮やかなエンドランが決まり無死一、三塁の好機を作った。8番・廣岡は遊ゴロに倒れたものの、これが併殺崩れとなる間に三走・紅林が逆転の生還。なおも二死二、三塁で2番・宗が、右中間を破る2点適時二塁打を放ち4−1とリードを広げた。

 6回も一死二、三塁の好機を作り、7番・若月の左犠飛で5点目。8点を奪った本拠地での第2戦に続き、敵地でも打線がつながった。

 先発の東は2回に先制を許すも、二塁・ゴンザレスの好捕にも助けられ最少失点。5回5安打1失点と試合を作り、バッテリーを組んだ若月が見事なストライク送球で盗塁を阻止するなど、野手陣の再三の堅守も光った。

 4点リードの7回に3番手・山岡が3点を失ったが、あとを受けた宇田川が1回1/3を無失点。7回は三塁・宗が素晴らしい反応で痛烈な打球を処理するなど、ここでも堅い守備が光った。1点リードの9回は守護神・平野佳が二死一、二塁のピンチを無失点で凌ぎ辛勝。5回1失点の東は球団の育成出身選手では初の日本シリーズ白星を手にした。

 中嶋監督は試合後「しびれました。全員の力がよく出た試合だったと思います」とチーム一丸での勝利を強調。左翼に入った廣岡も難しい飛球を何度も好捕するなど、阪神ファンで埋め尽くされた甲子園でキッチリと守り勝った。

このニュースに関するつぶやき

  • いや、流れ引き寄せたんわ、宗がタイムリー打った時のボール判定やろ(笑)
    • イイネ!1
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