<勉強から逃げる子>中2の娘、厳しくしていないのに「勉強ヤダ」と泣く。メンタル最弱の理由は?

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2023年11月02日 19:30  ママスタセレクト

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自主的に勉強ができる年齢である中学生の子どもが勉強をしていない様子を見ると、親としては注意をしたくなるものでしょう。しかし、その言葉に対して子どもが泣いてしまう場合もあるそうです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『中学2年生の娘がすぐに泣く。勉強をしなさいとは言うけれど、寝ずにやりなさいとか模試で1位を取りなさいと言っているわけではなくて、最低限のことしか言っていないのに、やりたくないとメソメソと泣く。「勉強したくない」「鉛筆を持ちたくない、ノートを広げたくない」と言うけれど、したくないことをしている人は山ほどいるよね? 逃げてよいの? そうしたら永遠に勉強ができないままだよ。動画は見る、ゲームはする、それなのに勉強はできないんだって』
中学2年生のお子さんがあまりにも勉強をしないので、投稿者さんもイライラしてしまいますね。「勉強をしなさい」と注意をするそうですが、そうすると泣いてしまうとのこと。こうした態度には、泣けばよいと思っているようにも捉えられます。したくないことや嫌なことに向き合っている人は世の中にたくさんいると考えてしまうと、投稿者さんも余計に苛立つのかもしれません。しかし、お子さんが勉強をしたくないのには、何か理由があるのではないでしょうか。他のママたちからもコメントが寄せられました。

なぜ子どもは勉強をしない?



勉強が嫌い・勉強の仕方がわからない

『ただ勉強が嫌いなんだよ』
『勉強の仕方がわらなくて、勉強が好きになれない子は多いのでは?』
どうやって勉強をしたらよいのかがわからないと、勉強に取りかかるのが難しくなります。たとえば英単語を覚えるとしても、何から始めたらよいのかわからないと勉強を進められないでしょう。人それぞれやり方は違いますが、お子さんに合う勉強方法が見つかっていない可能性もありますね。そして、勉強をしていない時間が長くなると、ますます学習内容が理解できなくなり、勉強についていけなくなるといった悪循環に……。そうした自分にも悩んでいるのかもしれません。

疲れてしまい勉強に身が入らない

『うちの小1の子どもがそんな感じ。メンタルが弱いというより、体力がなくてやりたがらない。朝の体力的に余裕があるタイミングにやらせると、ノリノリで2時間近く集中して勉強するけれど、学校から帰ってきて緊張が取れてしまうともうダメ。うちはまだ小学生だけれど、娘さんの「鉛筆を持ちたくない、ノートを広げたくない」は、体力がないところからきている言葉なのかなとちょっと思った。勉強するのもエネルギーを使うからね』
勉強に身が入らないのは、体力の問題では? との指摘もありました。勉強をするには体力が必要ですが、学校生活を送ったり部活をしていたりすると、疲れてしまってやる気を出せない場合もありますね。あるママの場合には、勉強する時間帯を朝に変えるなど工夫しています。学校から帰宅した後で少し寝てから勉強に取りかかるなど、やり方を変えてみてもいいかもしれません。

「勉強しなさい」の言葉に抵抗がある

『昔から「勉強しなさい」と口うるさく言っていなかった? 誰でも「あれやれこれやれ」と命令されるとやりたくないよ。投稿者さんだって「家事しなさい」「ご飯作りなさい」と親や旦那から言われたらやりたくなくならない?』
『投稿者さんがすごく怖いんじゃないの? 怒鳴りつけたりしていない? 中学生でそのくらいの注意で泣くのは余程のことだよ?』
投稿者さんは「勉強をしなさい」と注意するだけで、お子さんにプレッシャーを与えていないと考えています。しかし実際に言われている側は、その言葉に重圧を感じ、言われる度に萎縮してしまっているのかもしれません。例えば語尾が少し強くなるだけでも、きつい言葉に聞こえることもあるでしょう。投稿者さんが思っている以上にお子さんにプレッシャーとなっていた可能性もあるのではないでしょうか。

どうすれば勉強をするようになる?



志望校の偏差値などを調べて数値的な目標を作る

『ただ勉強しなさいだけでは、やる気になれないよ? 志望校の偏差値を調べたり、この成績だとここには入れないから成績を上げなくてはいけないよと話したり、危機感を持たせるとやる気になるかもしれないよ』
お子さんにも進学をしたい高校があるでしょうから、偏差値を調べて具体的な数値目標を立ててみるのも方法の一つですね。成績が足りないようなら、勉強をして偏差値を上げようと励ますこともできるでしょう。お子さんに危機感を持ってもらうと同時に、勇気づけるような言葉かけをするのもよさそうです。

課題を提案する

『この問題集を3ページやろうとか、1日1ページとか、できそうな課題を出してあげるのは?』
お子さんはどんな勉強をすればよいのか、自分で考えるのが苦手なのかもしれません。もし学校の宿題がないとしたら、投稿者さんが課題を出してあげると「やること」が明確になって取りかかれるのではないでしょうか。最初は1ページ、2ページ程度から始めていき、だんだんとページ数を増やしていくこともできそうですね。

子どもは勉強で悩んでいるのだな、と寄り添ってあげることから始めてみては?

『多分今は何を言っても無理だと思う。親に言われてできるなら、やっているよ。できないから本人も悩んで苦痛に感じて泣いているんでしょ? 勉強に関して何か情緒が不安定になる原因があるだろうから、まずはゆっくり話を聞いてあげたら? 投稿者さんからしたら、動画を見たりゲームをしたりするのに何で勉強はできないの? とイライラしてくるだろうけれど(その気持ちはわかるよ)、本人も悩んでいると思う。本人がこれ以上自分を追い込んでしまう前に、まずはしっかり受け止めてほしいかな』
勉強に身が入らなかったり、勉強をしたくないと感じたりするとき、一番辛いのはきっと本人ですよね。このままでは高校進学もままならないという不安もあるのではないでしょうか。その状況で親が勉強について発言してしまうと、ますますプレッシャーが大きくなり、子どもを追い込んでしまう可能性もあるでしょう。親として勉強をしない子どもには苛立ちを感じるものですが、ここはぐっと堪えて、子どもの気持ちに寄り添ってはいかがでしょうか。話を聞いてみると、勉強についていけなかったり、勉強の仕方がわからずに悩んでいたりするかもしれません。具体的に何が不安なのかを聞くことが問題解決の糸口になるかもしれませんね。

文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko

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  • したくないことをしないで暮らせるようになるためにはしたくないことでも我慢してしなければならないのです。
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