“関西ダービー”最終決戦の展望を解説陣が徹底解説! 谷繁氏「お互いのキャッチャー目線で言うと……」

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2023年11月05日 07:02  ベースボールキング

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先制2ランを放った森友哉 [写真=北野正樹]
◆ 坂口氏は古巣のキーマンに森友哉を指名

 オリックスは4日、本拠地での『SMBC日本シリーズ2023』第6戦に5−1で勝利。先発の山本由伸が138球を投じる力投で完投し、打っては紅林弘太郎、頓宮裕真が本塁打を放つなど着実に加点して連敗を止めた。

 土俵際まで追い詰められていたオリックスだったが、この勝利で戦績を3勝3敗のイーブンに。両チーム一歩も譲らない死闘は5日の京セラドーム大阪での第7戦にまでもつれた。

 オリックス・宮城大弥と阪神・青柳晃洋のマッチアップが発表されているが、これについて同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信氏は「お互いのキャッチャー目線で言うと、バッターを抑えるのにもう色々と策を講じてきている訳じゃないですか。だからどれを使えばいいのか悩む所がある」と分析。

 続けて第2戦で登板した宮城について、球団OBの坂口智隆氏は「ずっと安定しているというか、強いメンタルを持っているので明日も多少は緊張するでしょうけどいつも通り入るんじゃないかな」と好投を予想。

 坂口氏は続けて“打”のキーマンとして「彼が今年一年しっかり引っ張った」と森友哉の名前を挙げると、「彼一人で打線の積極性を変えてくれましたし、走塁も僕は一番うまいと思う。宮城選手と組む事も多いので、明日はキャッチャーなのかっていう所も見どころ」と1年目から結果を残した主軸の活躍に期待を込めて語った。

 両チームともにペナントを独走し日本シリーズに勝ち上がってきただけに、59年ぶりの“関西ダービー”は稀に見る熱戦が繰り広げられる名シリーズとなっている。

 打ち勝つのは18年ぶりに悲願の“アレ”を達成した岡田阪神か、はたまた盤石の投手陣と“中嶋マジック”炸裂でリーグ三連覇を果たしたオリックスか。運命を決める最後の試合からも引き続き目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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