スーパーGT第8戦もてぎで参戦100戦の小林崇志、スポンサー100戦のNACを表彰

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2023年11月05日 12:10  AUTOSPORT web

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2023スーパーGT第8戦もてぎ GTA坂東正明代表、TEAM UPGARAGE石田監督から花束を受け取った小林崇志
 11月5日、スーパーGT第8戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』の決勝日を迎えた栃木県のモビリティリゾートもてぎで、2023年にスーパーGT参戦100戦を迎えたグレーデッドドライバーの表彰式、チームスポンサー100戦を記念した感謝状の贈呈式が行われた。

『スーパーGTグレイデッドドライバー』は、スーパーGTに100戦参戦を達成したドライバーを表彰するもので、毎年最終戦に表彰が行われている。2023年は第1戦岡山で100戦を達成するとともに、そのレースで優勝を飾る活躍をみせたTEAM UPGARAGEの小林崇志が表彰を受けた。

 広島県出身の小林は、全日本F3選手権参戦中の2010年、第6戦鈴鹿でARTA HSV-010の第3ドライバーとして登録されたが、当初予選出走予定はなかったものの、予選出走ドライバーの申告ミスにより急遽予選アタックを担当。いきなりポールポジションでスーパーGTにデビューし、優勝も飾っている。

 2012年までGT500クラスを戦い、その後GT300クラスに移った後もARTAの一員として2017年まで参戦。2018年からはTEAM UPGARAGEに加わりチームの大黒柱として、また若手ドライバーの良き先輩役として信頼を得てきた。2023年もチャンピオン争いを展開するなど、今季もGT300クラスの主役のひとりとして活躍を続けている。

 小林はGTアソシエイション坂東正明代表から促されたTEAM UPGARAGEの石田誠チーム代表兼監督から花束を受け取り「いま、この公の場で来年のシートが決まりました(笑)。来年もUPGARAGE NSX GT3に乗らせていただきます」と花束とともに、来季のオファーを石田監督から受けたことを明かした。

「こうして100戦を皆さんに祝っていただきありがたいですし、100戦出場することができるのは僕ひとりの力では当然無理で、皆さんの支えがあってこそです。とても嬉しく思っています。ただ100戦は通過点だと思うので、200戦を目指していきたいと思います。石田監督、終身雇用お願いします(笑)」

 また、チームスポンサー100戦を記念した感謝状の贈呈式には、長年PACIFIC RACING TEAMを支えている中日本自動車短期大学(NAC)の山田弘幸学長が登壇し表彰された。中日本自動車短期大学は岐阜県加茂郡坂祝町にあり、モータースポーツエンジニアリング学科を設けている。モータースポーツを通じた技術習得、インターンシップなどを展開しており、NAC出身のプロメカニックも多数活躍している。

 この日は山田学長に花束が手渡され、前田将行総監督、ドライバーの阪口良平、リアン・ジャトンとともに表彰を受けた。

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