阪神が38年ぶりの日本一 岡田監督「長かった。オリックスは強かった」

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2023年11月05日 22:34  ベースボールキング

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38年ぶり2度目の日本一を達成し、試合後に胴上げされる阪神・岡田監督 (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2023第7戦
● オリックス 1 − 7 阪神 ○
<11月5日・京セラD大阪>

 3勝3敗で迎えた日本シリーズ第7戦は阪神が勝利。最後までもつれたオリックスとの関西シリーズを4勝3敗で制し、1985年以来、2度目の日本一を達成した。

 阪神は4回、一死から3番・森下の左前打、4番・大山の死球で一、二塁の好機を作ると、5番・ノイジーが左越え3ランを放ち先制。ノイジーは第6戦の先制ソロに続き2試合連続本塁打をマークした。

 5回は一死から9番・坂本、1番・近本の連打などで二死一、三塁とし、オリックス2番手・比嘉に対し、森下、大山、ノイジーの3連続適時打で3点を追加。第2戦で6回無得点に抑え込まれたオリックス先発・宮城をこの回途中でノックアウトした。6点リードの9回は、森下がダメ押しとなる中前適時打を放ち7点目。森下はこれで今シリーズ7打点目とし、日本シリーズの新人最多記録を塗り替えた。

 投げては今シリーズ初登板となった青柳が5回途中4安打無失点の快投。今季はレギュラーシーズンで8勝6敗、防御率4.57と苦しみクライマックスシリーズでは出番はなかったが、負けられない大一番で開幕投手の意地を見せた。

 6点リードの6回からは第3戦で先発した伊藤将を投入し、今季初リリーフの左腕は3回無失点の好救援。9回は桐敷が2アウトを奪ったあと、最後は抑えの岩崎が締め敵地で歓喜の輪を作った。

 岡田監督は5度胴上げされ、「3勝3敗で今日がプロ野球最後のゲーム。悔いのないゲームをしようということで、その中でホント選手が役割を果たして、頑張ってくれた結果がこうなった。本当にありがとうございました」と笑顔。38年ぶりの日本一については「前回は27歳だった。長かったですね。選手でも監督でも日本一を達成できて幸せです」と目尻を下げた。

 第7戦までもつれた白熱の関西シリーズ。「オリックスは強かったです。最後の最後までどっちに転ぶかわからない展開だった。日本シリーズとして、今年のプロ野球の最後の締めくくりとして、いいゲームができてよかったと思います」と、選手としても監督としても在籍経験のある古巣を称えた。

このニュースに関するつぶやき

  • 阪神日本一を知らない世代が既に多数でリーグ優勝すら20年前?だっけね…そりゃ私も歳を取る筈だわ…君は刻の涙を見る…(苦笑)
    • イイネ!8
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