栃木、時崎悠監督が今シーズン限りで退任「最低限のJ2残留しか果たせませんでしたが…」

　栃木SCは6日、時崎悠監督が2023シーズンをもって退任することを発表した。

　1979年6月15日生まれで現在44歳の時崎監督は、現役時代に湘南ベルマーレ（旧：ベルマーレ平塚）や水戸ホーリーホック、FCぺラーダ福島（現：福島ユナイテッドFC）などでプレー。引退後は指導者に転身し、福島や湘南の下部組織やトップチームで監督やコーチを歴任した後、2022年シーズンから栃木の指揮官に就任した。

　昨シーズンの明治安田生命J2リーグを17位で終えると、迎えた2年目の今シーズンも残留争いに巻き込まれることに。現時点で10勝14分17敗・勝ち点「44」の18位に低迷しているものの、ツエーゲン金沢と大宮アルディージャの降格が確定したため、1試合を残してJ2残留を決めている。

　今シーズン限りでの退任決定に際し、時崎監督は栃木のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「2年間、大変お世話になりました。共に戦ってくれたクラブ、選手、スタッフ、サポーターの皆様、栃木SCに関わる全ての皆様には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。最低限のJ2残留しか果たせませんでしたが、今後の栃木SCの発展を心から応援しています」

「今週末のホーム最終戦、選手たちと共に真正面から相手にぶつかっていき、皆さんに何か感じていただけるような試合にできるよう前を向いて戦っていきます。スタジアムで共に戦ってください。宜しくお願いいたします」　

栃木、時崎悠監督が今シーズン限りで退任「最低限のJ2残留しか果たせませんでしたが…」

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