堀江貴文氏、マフィン食中毒騒動に私見 料理研究家リュウジ氏「無添加だから、オーガニックだから安全は幻想」

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2023年11月16日 12:21  Techinsight Japan

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自身のYouTubeチャンネルでマフィン食中毒騒動に関して私見を述べた堀江貴文氏
11月11〜12日に東京ビッグサイト(東京・有明)で開催されたアートイベント「デザインフェスタvol.58」で、販売された焼き菓子の“マフィン”が「糸を引いていた」「納豆みたいなにおいがする」とネットが大騒ぎとなった。なかには「具合が悪くなった」との投稿もあったが、販売店は13日にSNSに謝罪文を掲載し、15日に保健所の立ち入り検査を受けると報告している。

イベントに出店した東京・目黒区にある「Honey×Honey xoxo」(ハニーハニーキス)は13日のインスタグラムで、「大変申し訳ございません。当店のマフィンで食中毒を起こしてしまいました」と認め、今後は保健所の指示に従うと綴っている。インスタグラムのプロフィール欄には「全て防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で作り」「離乳食完了期のお子様より安心してお召し上がりいただけます」とある。今回のイベント用のマフィンも同じ要領で製作したものの「1人で製造をしておりますので、5日間ずっと製造しないと間に合わないため、製造し続けておりました」と5日前から製造していたことや「保管場所はクーラーをガンガンにかけて、18℃以下を保っていた」と伝えている。

この事件はX(旧ツイッター)を中心に、大きな話題となった。目立ったのは今回の騒ぎで添加物や砂糖が果たす役割について、勉強になったという声である。

人気料理研究家・リュウジ氏はXで14日、本件との関連性については明記していないものの食品添加物や無添加食品に関する見解を示している。リュウジ氏は食品添加物を積極的に使うよう勧めないが、「衛生的観点から“適切に使ったほうが下手な無添加食品より安全”という認識は広がった方が良い」、そして「無添加だから安全、オーガニックだから安全は幻想です」と断言した。

また高級焼肉店やパン屋をプロデュースしている実業家の堀江貴文氏は、YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』で15日に公開したコンテンツで、マフィンの販売店が“防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下”を安全だとアピールしていたことに、「子どもがこのマフィン食って食中毒になったら、ヘタすると死ぬよ」と怒りを滲ませた。そして「これまで人間たちが積み上げてきた知見とか知識、知恵がヤバい奴らに全部台無しにされてる」「スイーツって砂糖をたくさん入れることで日持ちがしたりするんで、それを半分にするとか、アホか。食品添加物に対する怖がり方がハンパない」と極端なオーガニック志向、ナチュール志向に警鐘を鳴らしたのだ。

こうした中、「Honey×Honey xoxo」のSNSに大量の批判が寄せられているのを見かねた人たちからは、「この人がダメなことしたのはすごく分かるんだけど、糾弾されまくって営業停止にまでして対応に追われてるんだろうし一旦やめようや」「たしかに管理がなっていないとは思うけど、被害者でもない人、買っても無い人達からこんなに一気に叩かれるのはさすがに可哀想」と擁護の声も出てきている。

画像2枚目は『リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ X』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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