トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソンがオープン以来初の増床リニューアル、店内が初公開

0

2023年11月17日 12:01  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
 表参道のファッション複合ビル「ジャイル(GYRE)」内の「トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS)」が11月17日の今日、増床リニューアルオープンした。同店の増床を含むリニューアルは2009年の開店以来初めて。営業開始時間の11時前には、メディア向けに店内が初公開された。

 トレーディング ミュージアム コム デ ギャルソンは、東京メトロ明治神宮前駅から徒歩3分の場所に位置するファッション複合ビル「ジャイル」の2階に入居。同フロアでは、「ビズビム(visvim)」と「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」のディフュージョンライン「シーディージー(CDG)」が店舗を構えている。
 今回のリニューアルでは、川久保玲が内装をディレクションし、カウンターを除く店内什器のほとんどをトタン製に変更。全体をシルバーで統一し、ソリッドな印象に仕上げた。増床部分は「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」の店舗があったエリアの半分にあたり、床面積はこれまでの約1.5倍となる250平方メートルに拡張した。なお、メゾン マルジェラは同ビルの1階に移転オープンしている。

 ブランドラインナップとしては、これまで展開してきたコム デ ギャルソン、「コム デ ギャルソン オム プリュス(COMME des GARÇONS HOMME PLUS)」「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇONS SHIRT)」「ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)」などに加え、新たに「コム デ ギャルソン ガール(COMME des GARÇONS GIRL)」を追加。セレクトブランドでは、既存の「ネメス(NEMETH)」「ウォルター ヴァン ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)」「モリー ゴダード(Molly Goddard)」といったラインナップに、チャールズ・ジェフリー(Charles Jeffrey)が手掛ける「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ(Charles Jeffrey Loverboy)」が加わった。同店の特徴の1つでもあったコム デ ギャルソンのアーカイヴアイテムについては、取り扱い数に大きな変更はないものの、「黒」をテーマにシックなアイテムにフォーカスする。

 リニューアルオープンを記念した限定商品も多数展開。「ポーター(PORTER)」とのコラボバッグ(2万8600〜3万6300円)や、サロモンのデザイナーを務めるフィレオ(PHILEO)とのエクスクルーシブシューズ(7万3700〜7万5900円)、チャールズ ジェフリー ラバーボーイのスペシャルアイテム(3万5200〜25万3000円)、「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」が発行していたヴィジュアルマガジン「Six」のグラフィックをあしらったTシャツ(9790〜1万450円)といったアイテムのほか、「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARÇONS SHIRT)」2000年代初期の復刻アイテム(4万700〜14万9600円/全て税込)などを取り揃えている。

 今回のリニューアルはメゾン マルジェラの移転を機に増床することを決定したという。リニューアル後の店舗について、担当者は「ブランドも新たに追加され、ここでしか購入できないエクスクルーシブアイテムもある。より多くの方にご来店いただきたい」と期待を寄せた。

■TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS所在地:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2階営業時間:11:00〜20:00定休日:なし

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定