「あの小学生だった寛子が…」超えるには高すぎる壁?島袋寛子にSPEEDの呪縛

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2023年11月23日 11:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

元SPEEDの島袋寛子

《素敵なおとな女子》

《メガネ美人過ぎですわ》

 と、ファンから称賛の声が集まったのは、元SPEEDの島袋寛子(39)。11月11日に自身のインスタに近影を公開すると、冒頭のような書き込みが相次いだ。その中には、

《あの小学生だった寛子が……》

 といった声もちらほら。ファンの中では、時がSPEED時代のままで止まっている人もいるようだ。

外せない“元SPEED”の冠

「それは仕方のないこと」

 と言うのは、芸能評論家の宝泉薫さん。続けて、

「SPEEDは社会現象にまでなったグループ。彼女たちは10代で“伝説”を作ってしまいました。その“伝説”を超えることをしない限り、ファンの中でメンバーのイメージは変わらないでしょう」

 デビュー当時、メンバーの島袋寛子、今井絵理子は小学生。上原多香子、新垣仁絵は中学生で平均年齢は13・5歳だった。そんな少女たちが音楽シーンでミリオンやダブルミリオンを連発した。

「今の彼女たちを紹介するとき“元SPEED”という冠は外せません。それ以上の肩書がないからです。SPEEDという存在に対する“上書き”が4人ともできていないからです」(宝泉さん、以下同)

上原や今井より「チャンスある」

 しかし、島袋以外は負の上書きならできていると、宝泉さんはこう指摘する。

今井はまさかの政治家デビューで、参議院議員になりました。上原は、死別した夫の自殺原因が自らの不倫にあり、再婚後も別居・不倫報道がされています。10代のころの彼女たちからは考えられないことですよね。

 逆に当時、ジャニーズJr.の高橋直気との熱愛で騒動になったのは島袋でした。彼女は俳優の早乙女友貴と結婚・離婚をしましたが、2人に比べればそこまで大きいことではありません」

 確かに、今井や上原については元SPEEDと言われるが、それ以上に現状に注目が集まる。

「これまでの芸能界で“スーパーキッズ”のような感じでデビューして、うまく上書きできた人は美空ひばりさんくらいしか思い浮かびません。いい方向に上書きすることは、それくらい難しいことなんです。

 よく子役に対して『子どもが演じているのにすごい』という評価をすることがありますが、同じことを20代・30代の役者がやっても誰もすごいとは思いません」

 SPEEDも4人の少女たちが主人公だったからこそ、世間が受け入れていた部分もあるのだろう。

「島袋も圧倒的な歌唱力で勝負してきた人。しかしSPEEDは、ほかの3人の才能も加わったからこそつかめた成功なので、それを1人で超えていくのはかなり難しいことです。ただ、芸能界を引退した新垣は別として、負の上書きをした上原や今井より島袋には、まだいい方向に上書きできるチャンスはあると思います

 島袋の記事に対するネット民の書き込みで、印象的なものがあった。

《まさにSPEEDという名前のように駆け抜けていったと思います。ただ、ゴール地点が間違っているメンバーがいると思われるのが残念》

 この言葉、メンバーに届くか──。

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