神戸のJ1初制覇に…イニエスタやサンペール、ポドルスキらOBがお祝いのメッセージを送る

　ヴィッセル神戸は25日、明治安田生命J1リーグ第33節で名古屋グランパスと対戦し、2−1で勝利。悲願の初優勝を果たした。試合後には優勝のセレモニーが行われ、今夏に同クラブを退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや、スペイン人MFセルジ・サンペールのお祝いのメッセージ動画が公開された。

　『ノエビアスタジアム』の電光掲示板に映し出されたイニエスタは「こんにちは。みなさん。優勝おめでとうございます」と日本語で挨拶をすると、その後はスペイン語で以下のような祝福のメッセージを送った。

「チームメイト、スタッフ、クラブを大きくするために特にこの1年全力で戦ってきた全ての関係者の皆さん、そして三木谷さん、本当におめでとうございます。また、どんな時もエネルギーを与えてくれたファンやサポーターの皆さんにはとても感謝したいです。皆さんのおかげで、このJリーグというとても特別なタイトルをクラブの歴史に残すことができました。全員が全力を出し切り、全力で戦い抜いた最高のシーズンだったと思います」

「僕も遠くにいながらエネルギーを送り続けました。長年リーグタイトルを目標に戦い続けてきた僕にとっても、2023年をこのような形で終えられるのはとても嬉しいです。今日はこの瞬間をしっかりと噛みしめて、みんなで幸せな気持ちにどっぷりと浸りましょう。この歴史的な勝利は優勝を夢見て神戸と歩み続けた全ての人の努力の賜物です」

　最後には日本語で「おめでとう。おめでとう。またね」と挨拶し、古巣のリーグタイトル獲得を祝福した。

　イニエスタ続いて登場したサンペールは「本当におめでとうございます。僕も離れたところから全ての試合を見ていましたが、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。僕の大好きなチームのみんなやファンが、今日はこの幸せな気持ちを噛みしめていることを願っています。改めて、本当におめでとうございます。そして、またお会いしましょう」とお祝いのメッセージを送った。

　また、2018年から2021年まで神戸でプレーした日本代表FW古橋亨梧は自身の『X』で「ヴィッセル神戸に関わる皆様本当におめでとうございます」とうれし涙の顔文字と共に祝福。さらに、2017年から2020年まで神戸でプレーした元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキも自身の『X』で「Champions visselkobe」と古巣のタイトル獲得を祝っている。