日本初、坂本龍一の大規模個展が東京都現代美術館で開催

　東京都現代美術館が、音楽家・アーティストの坂本龍一の日本初となる大規模個展「坂本龍一展（仮）」を開催する。会期は2024年12月21日から2025年3月30日まで。

　坂本龍一は、1952年東京生まれ。1978年に「千のナイフ」でソロデビューし、同年からYellow Magic Orchestraに参加。1983年の解散後も音楽活動を続け、映画「戦場のメリークリスマス」や映画「ラストエンペラー」の音楽でアカデミー賞やグラミー賞など数々の賞を受賞した。音楽活動以外では、環境や平和問題への取り組みや震被災者支援活動に積極的に参加したほか、多くの展覧会や大型メディア映像イベントに参画するなど、多方面で話題を集めた。今年3月28日に逝去。71歳だった。
　「坂本龍一展（仮）」は、坂本龍一の大型インスタレーション作品を包括的に紹介。生前に同展のために構想した新作やこれまでに制作してきた代表作などを美術館屋内外の空間に展開し、クロニクル展示を加えて同氏の創作活動の軌跡を辿る。

◼️坂本龍一展（仮）開催期間：2024年12月21日（土）〜2025年3月30日（日）会場：東京都現代美術館 企画展示室 1階/B2階所在地：東京都江東区三好 4-1-1公式サイト