<自称ズボラのウソ>【前編】本当は器用なくせにズボラなフリはやめてほしい!不器用な私が嫉妬する

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2023年11月29日 19:30  ママスタセレクト

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あなたはだれかの発言に謙遜のようなものを感じ、「本当はそうじゃないくせに」とモヤモヤしたり、意地悪な気持ちになったりすることはありますか? あるママはちょっと卑屈ぎみのトピックを立てました。
『ズボラで適当なフリしてる人、私には器用なのバレてるからやめてほしい。私は根っからの不器用、柔軟性に嫉妬する』
「私はズボラだから」といったフレーズはおそらく、普段の何気ない会話のなかで使われるのでしょう。投稿者さんはどうやらその発言が鼻についているようです。少々ひねくれたトピックかもしれませんが、ママたちの注目度は上々のようですよ。ママたちの本音をどうぞ。

投稿者さんのモヤモヤに共感のママ続々


『あぁ、いざとなったらできる人ね。たとえばテスト勉強、全然してないわ〜とか言いながら高得点とる人とかね』
『分かる。やたらズボラ宣言するのよね、自分で』
『SNSの「ズボラですみません」系のハッシュタグには、毎回ツッコミを入れてる(笑)』
投稿者さんのモヤモヤに共感するママは、数多く存在するようでした。相手はズボラを自称していたのにも関わらず、自分から見ればズボラではなかったり、むしろきちんとしていたり? 「全然ズボラじゃないじゃん!」と内心ツッコミを入れる経験は、だれもが一度はあるのではないでしょうか?

ズボラと言いつつ器用な相手に感じるものは?


勝手に感じてしまう「裏切られた感」

『ズボラと言うわりには片付け上手、料理上手みたいな人ね。それでズボラだったら、私はどうなる!? みたいなね』
『家に呼ばれてきれいに片付いていたりすると、勝手に仲間と思っててごめんなさいと、裏切られた気持ちになる』
『私の経験によればだけどさ、ズボラを自己申告してくる人はズボラじゃない。裏切られるよ(笑)』
自称ズボラについて、何が問題かというと「裏切られた感が湧く」ことだと語るママたち。ズボラ仲間だと信じ込んでいたら、自分とはまるで違うと思うシーンに出会ったときのショックは大きいようです。

「実はできる人」に羨望や嫉妬を覚えるママも

『ズボラじゃないのにフリができるってたしかに器用だね、見習いたいわ。私なんてズボラをごまかすのに必死なのに』
『うまく手抜きができて、いざってときは「できる人」ってことかな? 私も同じような人が職場にいて、羨ましいと思ってたところ』
ズボラを公言しつつも、いざとなれば「できる人」を目の当たりにして裏切られた感を覚えたのち、羨ましさを感じるママも少なくなさそうです。ズボラ認定されがちなこととして、たとえば部屋が年中散らかっていることがあげられると思いますが……。片付けが苦手な人が、苦もなく上手に整理整頓ができる相手を羨ましく思う、なんていうことはきっとよくあること。さらにそこからコンプレックスが芽生えると、羨望が嫉妬に変わるケースもあるのでしょう。トピックの印象から投稿者さんは、これまでに重ねた裏切られた感と劣等感ゆえ、いじけてしまっているのではないでしょうか……。

ズボラを自称する心理、ママたちが考えてみた

『私は完璧です! っていう人より、隙を見せていたほうが人間関係が円満にいくからでは?』
『この人はできるからと、いろんなことを押し付けられたくないからじゃない?』
謙遜などの意図を隠してズボラを自称するケースについて、ママたちがその真意を探っていました。日本には謙遜を美徳とする文化もあるでしょう。たしかに自身を下げて伝えることが、良好な人間関係を保つ鍵だと思う人もいるのかもしれませんね。そしてまた違った角度で……「できる人」認定されることで背負う、周囲の期待を避けたいから、との考え方もなるほどと頷けた筆者です。

投稿者さんへの反論 3パターン



さてここまで、おもに投稿者さんに賛同する声をお届けしてきましたが、反論も寄せられています。3パターンのママたちの抗議の声です。

意識的に「ズボラなフリ」をしているママが登場

『ズボラなフリ、やめないよ』
「ズボラなフリはやめてほしい」と苦言を呈した投稿者さんに対して、なかなか強気な宣言が飛び出しました。ご自身で「フリ」と言っているので、もちろん意識的にズボラを装っているのでしょう。それはやはり「出る杭は打たれる」ことを回避するためなのでしょうか? それとも余計なことを押し付けられないようにするため? 真意が気になるところですね!

「ズボラをズボラと言って何が悪い!」というママ

『ズボラだよ。生理のシミが付いたパンツ、何年履き続けてると思ってんの? 5年だよ?』
なるほど、この事態は自他ともに正真正銘のズボラと認定したくなる良い例かもしれませんね(笑)。

「ズボラの基準は人それぞれでしょう?」と主張するママたち

『自分でズボラだと思うから、そう言っているだけなのに、部屋だけ見て「几帳面だよ(笑)!」と言われるのはモヤる。そもそも自称ズボラを謙遜や自虐とも思ってないし』
『フリっていうか、ズボラな面ときちんとしている面があるのは、みんな一緒じゃない?』
たしかにおっしゃる通りなのかもしれません。家事や育児、その他の分野においてもズボラの尺度は人それぞれですね。さらにひとりの人間が、ある分野では“ズボラ”、ある分野では“マメ”だということもあるでしょう。人それぞれズボラさとマメさが共存しているのが自然なのかもしれませんね。投稿者さんが自称ズボラの相手にモヤモヤする気持ちも、自身を本当にズボラだと思うのに疑われるのは心外という気持ちも、どちらの心情にも共感してしまう筆者でした。

後編へ続く。

文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・善哉あん

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