TBSお笑い番組「ジョンソン」がBPOで議論、女性芸人に下腹部押し当てるシーンに「セクハラ」の声

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2023年12月11日 11:51  弁護士ドットコム

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TBSのバラエティー番組「ジョンソン」をめぐり、放送倫理・番組向上機構(BPO)に「パワハラやセクハラではないか」という意見が寄せられている。12月11日までに、BPOの公式サイトに議論の内容が公開された。


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問題となっているのは、男性芸人が、指名された女性芸人の体を抱きかかえたうえ、自身の下腹部をあて、さらに体重を報告させる流れになるというシーンだ。性的な行為を連想させることから、ネット上で物議をかもしていた。



BPOの担当委員からは、女性芸人がためらった表情を浮かべながらも企画に参加したとして「『いやです。ノーです』と言えることが最も重要。そういう自由度がない番組はつくってほしくない」と指摘されている。



●先輩芸人からの指名で企画に挑戦→視聴者「すごくかわいそうに見えた」

BPOの青少年委員会で議論されたのは、「ジョンソン」の初回放送(10月23日)における企画だ。



お笑いトリオ「ジャングルポケット」の太田博久さんが、人を持ち上げることでその体重を当てる「人間体重計」と称して、お笑いコンビ「エルフ」のはるさんを抱きかかえて、大きく体ごと上下させて、下腹部にあてる動きを見せた。



その後、太田さんが体重を予測し、はるさんが自分の体重を申告する流れとなっていた。



はるさんを太田さんの相手役として指名したのは、「ニューヨーク」の屋敷裕政さんで、この日の放送には50人以上の芸人が出演していた。屋敷さんは放送終了後、2人のやりとりをめぐり「ジャンポケ太田さんとエルフはるの伝説のコンビ芸が、ほぼノーカットで使われてました!目を疑いました!」とXに投稿している。



企画は放送時から問題視されて、SNS上にも「はるちゃん凄く可哀想に見えました。本人が芸人としてどう思っていようが私はああいうのをテレビでも飲み会でも見たくないです」「ああいうの笑って受け流せないといけない空気しんどい」「セクハラ」など批判されていた。



一方、「芸人さん同士納得の上で強要されてないやり取りにも思える」「最高に笑った」という声もあった。



●はるさんは一瞬ためらう表情か「いやと言えない雰囲気はよくない」

BPOの青少年委員会では、担当委員から「女性芸人に対するパワハラやセクハラではないかとの意見があった」と報告があり、「この番組が特段問題とは言えないが、暴力的ないし性的な表現について、視聴者の理解を得るのが難しくなっていると思う」という意見があった。



別の委員からも、はるさんが一瞬躊躇する表情を見せたことで「『えっ』という感じだった。『いや』と言えない雰囲気はよくないと感じた」と指摘されている。



また別の委員も「いやでも『ノー』と言えないこと(が問題だ)。(性加害を受けそうになった)子どもの安全という点では『いやです。ノーです』と言えることが最も重要。そういう自由度がない番組はつくってほしくない」という考えが示された。


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