“強力2トップ”が揃い踏み! インテルがラツィオ撃破で3連勝…鎌田大地は65分までプレー

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2023年12月18日 07:19  サッカーキング

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ラツィオ戦で先制点を記録したラウタロ [写真]=Getty Images
 セリエA第16節が17日に行われ、ラツィオとインテルが対戦した。

 首位を快走中のインテルは前節ウディネーゼを4−0で下し、公式戦での無敗記録を14試合に伸ばした。リーグ戦3連勝を飾り、暫定「1」ポイント差で追う2位ユヴェントスとの差をキープしたいところだ。対して暫定10位のラツィオは直近のリーグ戦5試合で1勝2分2敗と不安定な戦いが続いている。今節は首位相手と言えど、ホームでしっかりと勝ち点を獲得したいところだ。なお、日本代表MF鎌田大地は中盤の一角としてスタメンに名を連ねている。

 序盤は拮抗した展開が続く。4分にはインテルのマルクス・テュラムが最終ラインの背後へ抜け出しチャンスを迎えるも、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。対するラツィオは11分、左サイドを駆け上がったマッティア・ザッカーニのクロスのこぼれ球に鎌田が反応。ボレーシュートでゴールを狙ったが、相手DFのブロックに阻まれた。その後ボール保持率で上回るホームチームが何度かゴール前に迫るも、インテルも統率された守備で先制点を与えない。

 その後は一進一退の攻防が続くなか、40分にインテルが試合の均衡を破る。アダム・マルシッチからGKイヴァン・プロヴェデルへのバックスパスをカットしたのはラウタロ・マルティネス。そのままボックス内へ持ち込み、GKプロヴェデルを冷静に交わすと、最後は難なくゴールに流し込んだ。アウェイチームが相手のミスを突いて先制に成功する。前半はこのままインテルの1点リードで折り返した。

 後半最初の決定機は48分のラツィオ。ピッチ中央付近でボールを奪取したニコロ・ロヴェッラがそのまま独力でボックス内へ侵入。しかし、右足で放たれたシュートはインテルのGKヤン・ゾマーの好セーブに阻まれる。56分にはボックス内で後方からのロングフィードを収めたチーロ・インモービレがマイナス方向へパス。走り込んだ鎌田がボックス手前で左足を振り抜いたが、うまくミートすることができず枠の左へ外れた。

 66分、中央をドリブルで持ち上がったニコロ・バレッラが前方のL・マルティネスにパス。こぼれ球を自ら拾うとボックス内左へ走り込むM・テュラムへ展開し、これを受けた同選手が冷静に流し込み、インテルがリードを2点に広げた。71分にはL・マルティネスのスルーパスに抜け出したヘンリク・ムヒタリアンが強烈なシュートを放ったが、これはGKイヴァン・プロヴェデルが身体を張ってブロックする。

 2点ビハインドとなったラツィオは86分にマヌエル・ラッザリが退場処分に。その後は反撃の糸口を掴むことができず、試合はそのまま0−2で終了した。これにより、首位インテルと2位ユヴェントスとの勝ち点差は「4」に広がり、ラツィオは11位に後退している。なお、鎌田は65分にルイス・アルベルトとの交代でピッチを後にした。次節、ラツィオは22日にアウェイでエンポリと、インテルは23日にホームでレッチェと対戦する。

【スコア】
ラツィオ 0−2 インテル

【得点者】
0−1 40分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
0−2 66分 マルクス・テュラム(インテル)

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