フィンエアーは、マイレージプログラム「フィンエアープラス」の刷新を、2024年3月9日に延期する。
当初は2024年1月下旬の導入を予定していたものの、システムの開発や試験に多くの時間が必要になったことから、延期を決めた。2024年3月8日から11日にかけて、システムを刷新する。
リニューアルでは、ロイヤルティ通貨としてAvios(アビオス)の導入し、利用額ベースでのマイルの付与を開始する。新たなマイルストーン特典も導入し、既存のレベル内で特定のポイント上限に達すると、アップグレード特典などを受けることができる。特典航空券向けの座席供給量も増やし、ヨーロッパ域内路線では最低4席、長距離路線では最低8席を保証する。現在のポイントは3:2の交換比率でAviosに変換される。
フィンエアープラスは、1992年にサービスを開始。会員数は400万人以上にのぼる。Aviosは、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、エアリンガス、ブエリング航空、カタール航空も採用している。