今でも使えます! 平成の年賀状アイテム【山下メロの平成レトロ遺産:019】

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2023年12月27日 17:11  週プレNEWS

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辰年の2024年は西暦2000年の年賀状テンプレートが活用できる!

記憶の扉のドアボーイ・山下メロです。いよいよ年の瀬です。年賀状の準備はお済みでしょうか。仕事納め後にやっと書き始めるという御仁も多いでしょう。今回は平成レトロ的な年賀状アイデアを紹介します。

【写真】今週のレトロ遺産!

2024年は令和で最初の辰年になります。では、平成で最初の辰年がいつだったかというと2000年。その時代の年賀状を振り返ると、プリントゴッコからパソコン+インクジェットプリンターへと移行していった時期。

1999年は、ノストラダムスの大予言を回避したことに安堵しつつ、「うちのパソコンは2000年問題大丈夫なのか」と心配しながら年賀状作りに励んでいたものです。

しかし、令和の今、パソコンやスマホで平成レトロな年賀状を作ろうにも、当時の画像素材はネットから消失しています。そんなときは、当時の年賀状作成用のフロッピーディスクやCD−ROMを探すのがよいでしょう。そこにはデジタルだけどレトロなコンピューターグラフィックス(CG)のデータが入っています。

2000年の年賀状向けディスクなら、ちょうど今使える竜の3DCGが充実。しかも最新CGとは違い、ツヤッとした質感やカクついたローポリゴンで、まさに平成サイバーなのです。過去の年賀状作成用のフロッピーディスクやCD−ROMを発掘することで、2024年以降の干支にも対応できます。

そして、文字のテンプレートは当時の主力ワープロソフトだった『一太郎』に多く収録されています。さらに平成のデジカメで撮った写真も載せましょう。特に後のコンパクトデジカメの基礎を決定づけた1995年のカシオの「QV−10」シリーズは、レンズを回転させることで自撮りも簡単だからオススメです。

平成当時の3DCGイラストやデジカメ写真、そして文章は一太郎のカラフルでポップな文字エフェクト機能を活用して、平成レトロな年賀状を作成することが可能です。「2000年問題は大丈夫でしたか?」とメッセージを添えれば、受け取った人は新年早々に平成ノスタルジーで悶絶するでしょう。

撮影/榊 智朗

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