【2023年ネット流行語の認知度】50代以下男女の第1位「推しの子」、60代以上は?

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2023年12月28日 12:41  マイナビニュース

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「SEOの知恵袋」(運営会社:NEXER)は、「2023年ネット流行語の認知度に関するアンケート」調査を実施し、その結果をサイト内にて公開した。


日頃からインターネットを活用している人も多い現代。そんな中、今年の「ネット流行語」にはどのようなものがあったのだろうか。



そこで今回は、全国の男女1,200名を対象に「2023年ネット流行語の認知度」についてのアンケートを実施し、その結果をまとめている。



同調査は2023年12月15日〜12月19日、全国の男女を対象にインターネットでのアンケートにて実施。有効回答は、1,200サンプル(50代以下・60代以上 各600サンプル)だった。



まずは、50代以下の男女に聞いた「ネット流行語」認知度ランキングを見てみよう。


○◆第1位 【推しの子】 59.7%



「【推しの子】」がもっとも印象に残っている理由として以下のようなコメントがあった。


・アニメが面白かったから。(30代・男性)

・アニメとマンガで見たから。(40代・男性)

・何度も見聞きしたから。(30代・女性)

・主題歌も含め、話も面白かった。(40代・男性)

・アニメ、主題歌ともにヒットしていたし、普段アニメを見ていない友人も知っていたので。(30代・女性)


半数以上の票を集めて堂々の第1位に輝いたのは「【推しの子】」だった。普段アニメを見ない人でも名前は聞いたことがあるほどの大ヒットで、SNSはもちろん動画でも大ブームを巻き起こした。

○◆第2位 ウマ娘 プリティーダービー 46.8%



「ウマ娘 プリティーダービー」がもっとも印象に残っている理由として以下のようなコメントがあった。


・テレビcmでも放送していたから。(50代・男性)

・リリースされてから常に話題になっているので競馬しか知らない自分でも知っている。(30代・男性)

・SNSでとても頻繁にトレンドに入っていたから。(50代・女性)

・いつもプレイしているゲームなので。(50代・男性)

・ゲームもそうだが、サイバーエージェントの藤田社長もリアル馬主で活躍したから。(40代・男性)


第2位はCygamesが運営しているスマートフォン向けゲームアプリ「ウマ娘 プリティーダービー」となった。TVアニメでも『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』が放映されていて、絶大な人気を感じさせる。

○◆第3位 ひき肉です 30.7%



「ひき肉です」がもっとも印象に残っている理由として、以下のようなコメントがあった。


・たった一言なのに、言い方だったりがいろいろな場面でまねされたりするのを聞く場面がたくさんあったから。(40代・男性)

・TikTokのおすすめにすごい上がってくるから。(10代・女性)

・阪神タイガースの選手がお立ち台で披露しているのを見て、「ひき肉です」を知ったので。(40代・男性)

・普通の中学生なのに急にこんなに有名になってすごいと思うから。(30代・女性)

・中学生youtuber が人気あることが驚きだったので。(40代・男性)


50代以下の男女に聞いた「ネット流行語」認知度ランキング、第3位は「ひき肉です」に。チャンネル登録者数153万人にも上る「ちょんまげ小僧」の印象的な挨拶で、その勢いは留まることを知らない。

○◆第4位 スイカゲーム 25.3%



「スイカゲーム」がもっとも印象に残っている理由としては、以下のようなコメントが寄せられた。


・最初言葉を知った時は意味がよく分からなかったので調べてみた。それで印象に残っている。(40代・男性)

・子どもから大人まで誰でも出来て絵柄も可愛く印象に残っています。(50代・女性)

・自然発生的に近いから。(40代・男性)

・自分がやったことはないけれど、ゲーム実況で見たため。(30代・女性)

・以前に好きなアーティストが遊んでる時があって面白いなと印象に残っていました。(50代・女性)


第4位はNintendo Switchソフトとして登場し、爆発的なブームを引き起こした「スイカゲーム」となった。シンプルながら中毒性があり、240円とコスパ抜群の売り切りゲームという点もブームを巻き起こした理由といえるだろう。

○◆第5位 五条悟 20.2%



「五条悟」がもっとも印象に残っている理由は、以下のようなものがあった。


・好きなキャラクターだから。(20代・男性)

・呪術廻戦のカリスマ的存在。(40代・男性)

・子どもがアニメを熱心に観ていて、横で観ていたら結構面白かった。(50代・男性)

・MAPPA制作のアニメの凄まじいカッコよさが印象的だったので。(50代・女性)

・呪術廻戦の主要キャラクターの一人であるが、まさか、そんなに人気が出るとは思わなかったので印象に残っている。(30代・女性)


第5位はアニメ『呪術廻戦』の主要キャラクターである「五条悟」だった。人気投票でも上位にランクイン。さまざまな魅力の詰まったキャラクターなので、流行語にピックアップされるのも納得できるだろう。



6位以下にも【推しの子】の主要キャラクターが続々とランクインしており、その勢いは来年以降も続きそうだ。

続いて、60代以上の男女に聞いた「ネット流行語」認知度ランキングを発表している。

○◆第1位 【推しの子】 45%



「【推しの子】」がもっとも印象に残っている理由としては、以下のようなコメントがあった。


・アニメを見ていたから。(60代・女性)

・歌が印象的。(60代・男性)

・ネットサーフィンしていたらよく目にするから。(60代・女性)

・大賞に選ばれたことです。芸能界の暗部の切り込みのリアル感が印象的でした。(70代・男性)

・今は、気軽に好きな物・人に対して、応援している様を隠さず、人に言える時代ですね。(60代・男性)


第1位は「50代以下」でも1位に選ばれていた「【推しの子】」となった。「アニメでも好きだった」といった回答のほかにも、【推しの子】という作品に囚われず、「推し活ブームだから」という理由で流行語として挙げている人も多くいた。

○◆第2位 ウマ娘 プリティーダービー 32.2%



「ウマ娘 プリティーダービー」がもっとも印象に残っている理由として以下のようなコメントがあった。


・プリティーダービー競馬の好きな女子と思ったら、走る馬とは知らなかった。(70代・男性)

・自分でも知っている。(60代・男性)

・TVでも見れてたので知ったから。(70代・女性)

・テレビで見たような気がする。(70代・男性)

・あまり分かりません。何となく頭の片隅に残っています。(70代・女性)


第2位も、「50代以下」でも同じ2位だった「ウマ娘 プリティーダービー」だった。ゲームやアニメそのものに振れているというよりは「テレビCMで流れているので」といった回答が多く、知名度の広さがうかがえる。

○◆第3位 ひき肉です 15.8%



「ひき肉です」がもっとも印象に残っている理由として、以下のようなコメントが寄せられた。


・シンプルだけど印象に残る。中学生が自然にやっているのがいい。(60代・男性)

・一度聞いた時から印象に残りました。(60代・男性)

・流行語大賞で初めて知って素朴な中学生が発信?と驚いた。(60代・女性)

・ダンスがユニークで印象に残る。(60代・男性)

・バレーボールの高橋藍選手が真似していたらしいから。(60代・男性)


第3位は、「50代以下」でも3位に選ばれていた「ひき肉です」となった。老若男女問わず高い知名度を誇る「ひき肉です」芸能人やスポーツ選手などの有名人も真似をしていることから、その広まりはまさにブームと言っても過言ではないだろう。

○◆第4位 スイカゲーム 9.3%



「スイカゲーム」がもっとも印象に残っている理由としては、以下のようなものがあった。


・色んな所で目にした。(60代・男性)

・シンプルなルールで誰でも楽しめるから。(60代・男性)

・シンプルだけど奥が深いから。(60代・男性)

・よく意味合いはわからないが印象に残った。(70代・男性)

・スイカゲームの偽物が出回っていること。(60代・男性)


第4位も同じく、「50代以下」で4位だった「スイカゲーム」に。動画や配信などでも多く取り上げられていただけでなく、偽物が出回っていることも話題の大きさを表しているといえそうだ。

○◆第5位 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 8.8%



「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」がもっとも印象に残っている理由としては、以下のようなコメントがあった。


・ゼルダの伝説はかなり前からあるゲームソフトでなつかしい気もする。(60代・男性)

・ゼルダと聞いただけでプレイしたくなる。(70代・男性)

・誰でもが知っているアニメで恰好もインパクトがあり印象に残りやすい。(70代・男性)

・ゼルダの伝説は若い時からの物語。(80代・男性)

・ゼルダは今も続けているんだ、と改めて思った。(60代・女性)


第5位は2023年5月に任天堂から発売されたNintendo Switch用のオープンワールドアクションアドベンチャーゲームである「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」となった。



ゼルダといえば1980年代から続いている歴史あるシリーズで、前作の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」も大人気だったことから最新先にも注目が集まるのも納得だ。



ということで60代以上の男女に聞いた「ネット流行語」認知度ランキングは、以上のようになった。「50代以下」「60代以上」共に1から4位までは全く同じ結果となった。



60代以上では「何か分からないが名前だけは知っている」という回答も多く、YouTubeやTikTok、X(旧Twitter)などで流行ったものがテレビにも多く進出していることが理由になっているかもしれない。



みなさんは2023年のネット流行語といえば何を思い浮かべるだろうか。今年1年を振り返るきっかけにもなるので、時間のある時に思い返してみてはいかがだろう。



また、来年はどのような言葉が登場して流行るのかも、とても楽しみだ。



※選択肢として抜粋したのは以下の30個(順不同)

 

半天狗、星野アクア、有馬かな、薩摩ホグワーツ、後藤ひとり、五条悟、君は完璧で究極のゲッター、強風オールバック、夏油傑、ん、私ともあっちむいてホイをやるべき、ルール無用JCJCタイムアタック、もう疲れちゃって 全然動けなくてェ...、ホグワーツ・レガシー、ブルーアーカイブ、ひき肉です、パモさん構文、にじさんじ、スイカゲーム、オーガポン、ウマ娘 プリティーダービー、WhiteCUL、Garten of Banban、【推しの子】、え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか?、星野ルビー、サカバンバスピス、ワザップジョルノ、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム、王様戦隊キングオージャー、星野アイ(エボル)

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