ベティス、“レジェンド”ホアキン氏の現役復帰を発表！？　背景にはスペインの習慣が隠されていた模様

　ベティスは28日、元スペイン代表MFホアキン・サンチェス氏が現役に復帰すると発表した。しかし、その背景にはスペインのある習慣が隠されていたようだ。

　現在42歳のホアキン氏は、ベティスの下部組織出身で2000年にトップチームデビューを果たす。バレンシア、マラガ、フィオレンティーナでのプレーを経て、2015年にベティスへと復帰すると、今年の4月に2022−23シーズン限りでの引退を表明。ラストマッチとなったバレンシア戦では、キャプテンマークを巻いて60分までプレーし、ラ・リーガ1部通算出場試合数を「622」に積み上げたことで、リーグ歴代最多試合出場記録保持者となった。

　そんななか、28日にベティスのX（旧Twitter）公式アカウントが、ホアキン氏の現役復帰を発表。今シーズン終了までの契約を結んだと説明し、「伝説が帰ってくる！」とサポーターに向けメッセージを送った。

　しかし、12月28日はスペイン語圏での「エイプリルフール」にあたる日であり、今回の発表はクラブによる“ジョーク”であった模様。スペイン紙『アス』は投稿を引用しながら、「（ホアキン氏の復帰は）ベティスファンにとって、これ以上の興奮を呼び起こすものは滅多にないが、それは今日という日に生まれたジョーク」と伝えている。

　なお、同氏は現在ベティスとラ・リーガのアンバサダーとして活動しており、様々な場でクラブのアイコンとしての役割を務めている。

【画像】ベティスが投稿した画像はこちら！
📣 OFICIAL | @joaquinarte firma con el #RealBetis hasta final de temporada 💣😱

¡Vuelve la leyenda! 👑🔥#Joaking pic.twitter.com/4OtCLaJE0c— Real Betis Balompié 🌴💚 (@RealBetis) December 28, 2023