<どうするお年玉>【前編】金額はそろえる?子どもの人数が違うときはお返しをするべき?

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2023年12月31日 15:31  ママスタセレクト

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親戚が集まるであろうお正月。大人はお年玉をあげる立場になるため、子どもを持つ親はお年玉の金額や人数に頭を悩ませることがあります。
『兄には2人、弟には1人子どもがいます。わが家の子どもは4年生と幼稚園児の2人です。昨年、兄から「子どもの人数が違うし、年齢とともにお年玉の額が負担になる。そのため額を少なめに設定したい」と言われ、下の子(幼稚園児)と、当時小学3年生だった上の子が同じ額(1,000円)をもらいました。上の子は少なくてがっかりしている様子。小学3年生のお年玉が1,000円は一般的な額でしょうか? また、子どもの人数や年齢によって相手よりも多めにお年玉をもらう場合、お返しはしたほうがいい?』

親戚同士で子どもの人数が違う場合。みんなどうしてる?



お年玉を渡す大人からみて問題なのが、お互いの子どもの人数が違うために渡す金額に差が出ること。お年玉を渡すのは1年に1回とはいえ、これから先何年も続くことを考えると差額は気になるところです。また子どもの年齢が上がるともに、お年玉を渡す額も増えていくものでしょう。いったいママたちはこの問題についてどう受け止めているのでしょうか?
『義兄宅2人、義姉宅3人、わが家1人。園児、小学生、中学生 ゆくゆくは高校で金額決めていて人数での調整なし。出て行く一方。子どものせいではないから仕方ないと思ってる』
『うちは子ども2人。夫の義姉は子どもが3人います。義姉と相談して、乳幼児には3,000円、小学生には5,000円、中学生以降には1万円と金額を合わせています。義理姉の子どもがわが家よりも1人多いので、毎回1万円を「これでおいしいものを食べてね」と渡してくれます』

「差額について気にしない」家庭も


お年玉の差額が気になる家庭がある一方で、まったく気にならないという家庭も一定数いるようです。差額分が気にならない家庭は、どのように考えているのでしょうか? お年玉の差額分が気にならないという家庭では、「金額」よりもお年玉が日本の風習や行為である点に注目している人もいます。
『お年玉で多く渡すのを渋る人って嫌だね。そんなことは考えずに渡してたわ。そこが気になるならお年玉やめればいいと思う。私のまわりでは、多めにもらうからって、他で返しっている人はいない』
『甥っ子姪っ子にケチる意味がわからない。でもお年玉は正月という教育の一貫として渡してもらってるよ。こちらも渡すし、トータルすれば数万円程度の違いは気にならない』
『お年玉は大人から子どもにあげるものであって、家同士のやり取りと思ったことがないから損したなんて考えもしなかったわ。損したと思う人は子どものお年玉を取り上げて管理してるのかな?』
つい「うちは多く受け取ったから受け取った額と同等のお返しをしなくちゃ」と考えたり、逆に「うちのほうが多く渡したのに、なぜ差額分のお返しがないの?」と思ってしまうかもしれません。しかしお年玉にはこれといって決まりはないので、差額に気を遣うよりも、お互い気持ちよく渡せる額で折り合いをつけられるといいですね。

むしろお年玉を相手よりも多く渡す


逆に、自分たちに子どもはいないけど、甥や姪にお年玉をあげたり、もらった額よりもお年玉をあげるほうが多くなるという家庭の人は、どう考えているのでしょうか?
『うちの旦那はいいカッコしいだから、妹が子どもを連れてくると必ず奢るし、お年玉も妹がくれるよりたくさん包むよ。旦那のお金なんで私はなんとも思わないけど』
『気持ちだから、ねだるような真似やめなよ。うちは親から子どもに出すお年玉は多めに渡してる』
お年玉の差額分が気にならないという人の中には、生活に余裕があったり、金額よりも子どもたちへの愛情表現の1つとしてお年玉をあげている場合もあるようです。また細かいことで気を遣いたくないとのことから、気持ち多めに渡す家庭もあるようです。

お年玉の差額分についてのモヤモヤ、どう解消すべき?



各家庭によって考え方が違うお年玉。このさき毎年お正月を迎えるたびに差額分について頭を悩ませるのかと思うと、気持ちが重くなります。このモヤモヤ感を解消する方法について、ママたちからのアイデアをいくつかご紹介します。
『家から出るお金は3万円で、子どもの数で割ってもらうとか』
『子どもが多い家が率先して「なしにしましょう」と言ってほしい』
『親戚内で1番偉い旦那の祖母が、新年会で渡すお年玉は年齢や人数に関わらず全員1,000円と決めているので、それに従ってる。「子どもにたくさんお年玉をあげたいなら各家庭でわが子にあげなさい。新年会は純粋に一同元気な顔を見たい」というのが祖母の意見』
先にお年玉として各家庭に渡す金額を決めて子どもの人数で割る。お年玉を辞退する。年齢、人数に関わらず一律1,000円と決めておくなど、いろんなアイデアが出てきました。お年玉の金額に差があるとつい気になってしまうこともありますが、最初から平等になるように決めておけばスッキリしますね。年末年始、お年玉のことを考えるとつい憂鬱になってしまうという家庭もあるかもしれませんが、事前に相談してあらかじめ金額を決めておくと、差額のモヤモヤが解消できるかもしれませんね。

後編へ続く。

文・間野由利子 編集・編集部 イラスト・Ponko

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  • 相手の家より子供が少ないのは自分が悪いだけで、そんな小さなことでモヤモヤする親であることのほうが子供にとって不幸。
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