GTDプロ挑戦のAOレーシング、デイトナでクリステンセン起用へ。“恐竜リバリー”は2024年も継続

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2024年01月05日 19:40  AUTOSPORT web

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AOレーシングが走らせる“恐竜リバリー”のポルシェ911 GT3 R。愛称はレキシー。写真はGTDクラスに参戦していた2023年のもの
 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)のWEC世界耐久選手権・ハイパーカードライバーであるミカエル・クリステンセンが、今月27〜28日に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦『デイトナ24時間レース』にAOレーシングから参戦することとになった。

 ポルシェ・ワークスドライバーのひとりである彼は、今季2024年にGTDからGTDプロクラスにカテゴリーをスイッチするAOレーシングで、レギュラードライバーのセブ・プリオール、ローリン・ハインリッヒとともにティラノサウルス(T-Rex)をイメージしたカラーリングをまとう“Rexy(レキシー)”こと、77号車ポルシェ911 GT3 Rに乗り込む予定だ。

 シーズン開幕ラウンドの24時間レースに向けた第3ドライバーとして起用されるクリステンセンは、「ロレックス24・アット・デイトナのためにAOレーシングに加わることができてうれしい」と語った。

「このチームは素晴らしいよ。優秀なスタッフがたくさんいて、ドライバーのラインアップもいい。僕はトップの座を目指して戦うには、強い立場に立つべきだと心から思っている」

 チーム代表のグンナー・ジェネットは、昨シーズン注目を集めた恐竜リバリーをレースに復帰させる決断について、次のように述べた。

「“レキシー”はGTDプロにステップアップする準備ができている。人々が“GT3 Rawr(ロアー/恐竜や怪獣などの鳴き声を意味する)”を大歓迎してくれたので、レキシーをもう1シーズンレースに復帰させる判断は簡単だった」

「ミカエル(・クリステンセン)がチームに加わったことで、GTDプロクラスへのステップアップに向けた我々の努力はさらに強化された」

 シカゴを拠点とするこのチームは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラスにもオレカ07・ギブソンで参戦し、現チャンピオンのポール・ループ・シャタンとチームオーナーのPJ.ハイエットがフルシーズンエントリーしている。開幕戦となるデイトナ24時間では助っ人ドライバーとしてマシュー・ブラバムとアレックス・クインが加わり、計4名のドライバーラインアップを完成させる。

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