平成レトログッズ「MD」がミニチュアチャームに!ど真ん中世代が実物レビュー

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2024年01月15日 16:41  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

平成レトログッズ「MD」がミニチュアチャームに!ど真ん中世代が実物レビュー

 主に30代〜40代前半の方が、学生時代に慣れ親しんだであろう「MD(ミニディスク)」。録音した楽曲の頭出しが行えたり、高音質であることが画期的だったことはもちろん、メーカーごとに異なるカラーや模様等、バリエーションの豊富さも魅力のひとつでした。


 そんな懐かしのMDが、ミニチュアチャームになってカプセルトイとして発売されています。MDど真ん中世代の筆者としては見逃せません。ということで、今回これを購入し、レビューしていきます。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 特徴的なスケルトンボディが懐かしさ満点

 早速、某大型ショッピングセンターのカプセルトイコーナーに足を運ぶと……見つけました。商品名は「Maxell MD ミニチュアチャーム」となっており、マクセル株式会社が1993年〜2013年頃に製造・販売していた媒体のデザインを再現した商品です。


 ラインナップは全6種類で、単色の「カラーMD」がブルー、ピンク、グリーン。ストライプ柄が目を引く「COULER(クーレ)」がブルー、ピンク、オレンジとなっています。スケルトンのボディが懐かしすぎる……。


 料金は1回300円となっており、どれを引いたとしても満足ですが、試しに2回引いてみたところ、カラーMDとクーレをそれぞれひとつずつゲット。早速持ち帰って、実物をチェックしてみましょう。



■ 特徴的なスケルトンボディが完全再現 これはエモいぞ……

 まずはカラーMD。こちらはブルーをゲットしました。本体は写真で見るよりもしっかりスケルトンで、まさに当時の実物を完全再現。中に入っているディスクもしっかり虹色に光り輝いています。


 「MiniDisc」の表記もしっかり印字されており、そばには「74」の表記も。これが何を意味するかは、世代の方ならすぐにわかりますよね?


 一方、クーレの方も実物がそのまま小さくなったかのように、忠実に再現されています。白く半透明なボディとストライプ柄は、リアルタイム世代の方ならきっと見覚えもある方が多いはず。



■ ラベルのおまけ付き セットリストを書き記していた当時の記憶がよみがえる

 本体だけでも十分な懐かしさを誇るのですが、本作にはおまけとして一個につき一枚、ラベルがついてきます。


 書き込む内容と言えば、もちろんMDに記録されている曲のタイトルやアーティスト名でしょう。なけなしのおこづかいでCDをレンタルしてMDに落とし(コピーする意)、夜な夜なセットリストを書いてはひとりニヤニヤしていた……そんな当時の記憶が、ブワーッとよみがえりました。


 ミニチュアとして眺めて楽しむことも出来ますが、ボールチェーン付き、大きさはおよそ3.5cm四方のミニサイズなので、アクセサリーとしてバッグなどに取り付けるのも良し。身に付ければかつての思い出も一緒に持ち運び出来そうです。


 ちなみに、ツッコミが来そうなので最後書いておきますが、レンタルCDを“自分用”にコピーする行為は「私的使用のための複製」にあたり、違法ではありません。一般社団法人日本レコード協会「音楽利用についてQ&A」コピー編のQ8でも解説されているので、気になる方は参考にしてみてください。


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024011504.html
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