ウルヴス、22歳FWブロヤ獲得に関心か…移籍はチェルシーの補強次第？

　ウルヴァーハンプトンが、チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤに関心を示しているようだ。16日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

　現在22歳のブロヤは2009年にチェルシーの下部組織に加入し、2020年3月のプレミアリーグでトップチームデビューを飾った。2020−21シーズンはフィテッセ（オランダ）、2021−22シーズンはサウサンプトンへのレンタル移籍も経験。2022年7月にチェルシーに復帰し、同年9月には2028年までとなる長期契約を締結した。

　しかし、2022年12月に右ひざの前十字じん帯を断裂して手術を受けたことにより、長期離脱。今年9月に実戦復帰を果たしたものの、連戦での先発出場は避けられるなど、現在でも慎重に起用されており、ここまで公式戦17試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。

　そんなブロヤに対し、ウルヴァーハンプトンのガリー・オニール監督が強く関心を示している模様で、今夏に行使が可能となる買い取りオプション付きのレンタル移籍で今冬に同選手を獲得することを望んでいるようだ。

　なお、チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はブロヤの完全復活に期待を寄せている一方、得点力不足に陥っているチーム状況からストライカーの補強に動く可能性があり、仮に補強が成功した場合にはブロヤを放出する可能性があることも指摘されているが、果たして同選手は今冬にチェルシーを離れることはあるのだろうか。