ラリージャパンパートナーのフォーラムエイトがWRC2ドライバーを称える新表彰制度を設立

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2024年01月23日 18:40  AUTOSPORT web

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ラリージャパンのタイトルパートナーを務めるフォーラムエイトがWRC2ドライバーを称える新表彰制度を設立した
 1月23日、WRC世界ラリー選手権の日本大会“ラリージャパン”のタイトルパートナーを務めるフォーラムエイトは、WRC2クラスの選手育成を目的とする『フォーラムエイトWRC2 Most Stage Wins Award(モスト・ステージ・ウイン・アワード)』表彰制度を2024年から設立したと発表した。

 土木分野の設計や解析、VRソフトウェアの開発、販売、サポートなどを広く提供しているフォーラムエイトは、2022年からWRC日本ラウンドのラリージャパンをタイトルパートナーとしてサポートしている。

 そんなフォーラムエイトは、今季2024年からWRCの公式パートナーとして、主にWRC2クラスのドライバー育成支援にも取り組んでおり、今回設立された表彰制度は、トップレベルへのステップアップを目指す、WRC2のライジングスター選手育成を目的に行われるものだ。

 表彰制度は、各大会毎のラリー最終日前日までの競技結果により“優秀WRC2クルー”が選出され、最終日のセレモニアルポディウムにて『フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award』が授与される。

 対象となるのは、1月25日の2024年開幕戦ラリー・モンテカルロから、11月のシーズン最終戦“フォーラムエイト・ラリージャパン”までの全13戦。授賞結果については、WRC公式サイトや、J SPORTSのWRCレビュー番組などを通じて展開され、ラリージャパンでは「年間表彰を実施する予定」だという。

 今回の表彰制度設立に、フォーラムエイトの伊藤裕二代表取締役社長は「この『フォーラムエイト WRC2 Most Stage Wins Award』は、ラリーそのものの発展と未来の才能ある選手たちをクローズアップすることで、より幅広いファン層の獲得を目指します」と語った。

「この取り組みが国内外のラリーファン、エントラントにとって新たな刺激となり、モビリティ産業や日本の自動車文化の発展に寄与できれば、と考えております」

 なおフォーラムエイトによると、WRCでは2025年にデビューする女性ドライバーの事前選考プログラム実施を計画しており、そちらについても「関与を検討しています」としている。
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