義両親はそろそろ古希を迎えようとしています。還暦の際もかなり大々的なお祝いだったので警戒していたのですが、今回のお祝いも義姉はなにやら計画をしているようで……。義両親は同い年なので、こういったお祝いがそろってやってきます。還暦のときもこんな風に義姉に呼び出され、タクマ、義姉、義弟で10万円ずつ出し合って現金をプレゼントする提案をされました。
今回は義姉は旅行をプレゼントし、タクマと義弟からは現金を贈ってほしいと言ってきました。
なんと義姉から50万円の負担提案が。義両親からマナへのお祝いは毎回せいぜい1万円くらいなので、正直この金額は高すぎます! 損得で考えるのはよくないかもしれませんが、あまりにも大きい差だと思うのです。(タクマも断ってくれればいいのに……)そう思いましたが、タクマの家では義姉が決定権を持っており、私も口出しすることができません。結局このときはなにも言い返せず、家でタクマに相談することにしました。
義両親のお祝いごとをするのは、私だって異論はありません。けれどひとり50万円の現金というのは、さすがに高すぎではないでしょうか? 前回の10万円だって大変だったのに……。タクマは義姉の言うことに従いがちです。さらに起業している義弟にコンプレックスがあり、お金よりもきょうだい間の体裁を気にしているようです。断るに断れない状況のなか、私はもやもやしながら実際に50万円を用意できるのかを具体的にシミュレーションした家計の状況まとめました。無理なものは無理だという現実を見れば、きっとタクマもわかってくれるはずです。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・かちこ 編集・塚田萌