『相棒22』視聴率推移は? 約19年ぶりの1ケタ転落に「首の皮一枚」だった

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2024年02月01日 16:31  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 現在放送中の『相棒season22』(テレビ朝日系)に、ある危機が迫っている。昨年10月から放送中の同作は、現在まで“視聴率オール2ケタ台”を記録しているが、「約19年ぶりとなる1ケタ台転落まで首の皮一枚の状態」(スポーツ紙記者)なのだという。

「水谷豊主演で02年10月からシリーズ化された『相棒』は、ファンに長年愛されてきた人気刑事ドラマ。警視庁特命係係長・杉下右京(水谷)とその“相棒”がさまざまな難事件を解決していくストーリーで、視聴率1ケタ台をマークしたのは、04年10月〜05年3月放送の『season3』の第8話が最後。05年10月〜06年3月放送の『season4』以降は、2ケタ視聴率を維持してきました」(同)

『相棒22』第8話で10.0%と“ギリギリ2ケタ台”刻む

 なお、これまでの相棒は、初代・亀山薫(寺脇康文)、2代目・神戸尊(及川光博)、3代目・甲斐享(成宮寛貴/16年に芸能界を引退)、4代目・冠城亘(反町隆史)という顔ぶれで、22年10月〜23年3月放送の『season21』から亀山が“5代目”として再び相棒を務めている。

「どの相棒&右京さんコンビも愛されてきましたが、やはり初代相棒・亀山の人気は高く、14年ぶりに復帰したことでファンも大喜び。『season21』初回は世帯平均視聴率17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進でした」(同)

 しかし、その『season21』は第8話で10.5%までダウン。そして昨年10月に始まった『season22』は初回12.5%という物足りない数字でスタートを切り、第8話では10.0%と“ギリギリ2ケタ台”を刻んだ。

 また、今年1月1日放送の第10話“元日スペシャル”では、3代目相棒・甲斐の息子らのエピソードが予告されていたことから、ネット上のドラマファンは「成宮くんも復帰する?」と期待を寄せていたが……。

「この日は午後4時過ぎに『令和6年能登半島地震』が発生。放送が危ぶまれていましたが、予定通り午後9時に放送が始まり、実際のオンエアでは甲斐の過去映像が流れました。それだけでも十分話題になったものの、放送終盤で地震速報が流れそのまま中断した影響もあってか、視聴率は10.2%という結果に。しかもその後、第11話は10.9%、第12、13話は同率10.8%と、10%台を推移。1月31日放送の第14話は11.1%まで回復したものの、いつ1ケタ台に落ちるか、ハラハラさせられる状況が続いています」(同)

『相棒』ラストシーズンは未発表も……

 ちなみに、主演の水谷は22年8月発売の「週刊新潮」(新潮社)で、亀山が「最後の相棒」と明言しており、業界内外で“シリーズ終了説”がささやかれている。

「しかし、いつラストシーズンになるのかは未発表。ただ今期、最終回までに1ケタ視聴率を刻む回が出てしまうと、シリーズの幕引きにも現実味が出てきます」(同)

 ファンとしては、1シーズンでも長く『相棒』が続いてほしいと願っているだろう。なんとか視聴率が上昇して、約19年ぶりの1ケタを回避してほしいが、果たして……。

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