アニメ、舞台、リアルライブなどのメディアミックスを展開するボーイズバンドプロジェクト『from ARGONAVIS』発のリアルバンド・Argonavis(アルゴナビス)とST//RAYRIDE(ストレイストライド)が18日、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でライブイベント『APOLLO RECORDS LIVE 2024 - We are the Star -』を開催した。
蓮は「きょうのステージは僕たちの音楽が、僕の歌がどこまで届くか挑戦のつもりで立っています」と“限界突破”への決意を口にし、「AGAIN」へとなだれ込んだ。アッパーチューンを立て続けていく中、「流星雨」では凛生がRoland FA-08で鳴らす切なげなピアノフレーズと蓮の透き通った歌声で魅せる場面も。そこに万浬がウルトラブルーフェイドフィニッシュのPearl Masters Maple Reserveキットで叩き出すビートが加わり、楽曲内にエモーショナルなコントラストを生み出していった。
その上で麟太郎と龍介の歌声は、“1+1=2”ではない化学変化を起こす。初のオリジナル楽曲「STRAYDASH//STARTDASH」で紡いだ美麗なハーモニーなどの歌唱面はもちろん、「Carry on the STRIDE」の落ちサビでは互いに背中を預け合いながら絶唱し、ラストではステージ上で楽しそうに言葉を交わしてからパフォーマンスを決めるといった、ステージングのクオリティーや自らライブを堪能する姿でもファンを盛り上げた。
結人はプロジェクト発足当初から使用しているGibson Custom Shop Goryo Yuto Les Paul Standardと、レギュラーラインのGibson Goryo Yuto Les Paul Standardを、航海もGibson Matoba Wataru SG Standard Bassをメインに起用。同社にとってアニメを出自とした初のシグネチュアモデルという特異性を持ちながら、あらゆる楽曲にマッチするオールマイティーなトーンを響かせた。
最後には出演者全員が改めてあいさつし、今後のプロジェクトやバンド活動に対する期待や意気込みを語った。伊藤が「僕たちも皆さんに楽しんでいただけるよう、2024年も突っ走っていきます!」と宣言し、スマートフォン向けアプリゲーム『アルゴナビス from BanG Dream! AAside』のメインテーマ「AAside」を全員で届けた。