『タイタニック』4K UHD発売、石田彰の日テレ版吹替を初収録　『アバター』などキャメロン監督作品続々

　ジェームズ・キャメロン監督が、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット主演を迎え、20世紀最大の海難事故と言われるタイタニック号沈没事故の史実をもとに、身分の格差を超えてひかれあう2人の恋と運命を描いた映画『タイタニック』（1997年）。映画史に残るこの伝説のラブストーリーの「4K UHD 25周年アニバーサリー・エディション（数量限定）」と、単品の「4K UHD」が3月27日に発売されることが発表された。新しく収録される映像を含め、6時間超えのボーナス・コンテンツが収録される。

【動画】ジェームズ・キャメロン 大ヒット作品 『アバター』編 予告編

　昨年2月に、公開から25周年を記念した『タイタニック ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』が上映され、大きな話題となったのも記憶に新しい。バレンタインシーズンにぴったりのロマンティックな映画の金字塔だ。

　舞台は、1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし、不沈を誇っていた豪華客船は悲劇的な最期を迎えることに…。美しく大きな感動を描いたこの映画は、全世界で大ヒットを記録しキャメロンの代表作とも言える世紀のスペクタクル超大作となった。

　初マスターとなる4K UHDには、日本テレビ版吹替（石田彰バージョン）の本編を初収録。なお、現存する放送当時のものを収録したため、一部の吹替の音源がない部分および一部調整が必要な部分はオリジナル音声（字幕スーパー付き）を使用している。

　さらに、キャメロンのほか、3種の音声解説が収録される。また、ボーナス・コンテンツ（Blu-ray）には、キャメロンや製作のジョン・ランドー、ケイト・ウィンスレットらが撮影秘話などを語る新たな映像や、キャメロンが「ボートの綱はナイフで切れるのか？」「ジャックは生き残れたのでは？」などの疑問を検証するドキュメンタリーなどの新しいコンテンツ4種を含む6時間を超える映像も楽しむことができる。

　「4K UHD 25周年アニバーサリー・エディション（数量限定）」には、製作25周年を記念して作られた「ブックレット」や「タイタニック号の設計図」、「ジャックからローズへ宛てたメモ」などの小道具のレプリカ、さらに、主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」の楽譜をセットにした数量限定のコレクターズ・アイテムとなっている。

■ジェームズ・キャメロンの大ヒット作品が初4K UHD＆初コレクターズ・エディションで登場

　『タイタニック』のほかにも、世界興収上位4作のうち3作を占める（※）という前人未到の偉業を成し遂げたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作品が4K UHD化され、発売される。

　日本初のディスク化となる3Dブルーレイや約10時間超のボーナス・コンテンツも収録される『アバター 4K UHD コレクターズ・エディション（数量限定）』と、未公開シーンやメイキング映像など、ブルーレイ ボーナス・ディスク1枚分の新規コンテンツを追加した計8時間超のボーナス・コンテンツが楽しめる『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター 4K UHD』は、『タイタニック』2商品と同じ3月27日に発売。

　『ターミネーター』（1984年）のジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーが再タッグを組んだド派手でハイスケールなアクション映画『トゥルーライズ 4K UHD』、『アバター』の原点と言うべきキャメロン入魂の深海アドベンチャー『アビス 4K UHD』、ジェームズ・キャメロンが創り上げた全く新しいSFホラーの続編で、エイリアン・クイーンや戦いで登場する数々の兵器が見どころの『エイリアン２ 4K UHD』の3商品は、4月10日に発売される。

※世界興収上位4作品
1位『アバター』
2位『アベンジャーズ: エンドゲーム』
3位『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』
4位『タイタニック』

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