デル、テレワークやハイブリッドワークに最適なヘッドセットやマウスを発売 周辺機器の利用状況の調査結果も公表

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2024年02月07日 14:51  ITmedia PC USER

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WL5024

 デル・テクノロジーズは2月7日、テレワークやハイブリッドワークに最適で生産性を向上させる周辺機器を発売した。ヘッドセットやマウスおよびバックパックなど、複数製品が投入される。この記事では主な製品と、発売に合わせて実施されたユーザー調査についてお伝えする。


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【更新:2月8日16時30分】記事内容を更新しました


●アクティブノイズキャンセリング対応ヘッドセット


 「Dell ProワイヤレスANCヘッドセット WL5024」および「Dell Pro 有線 ANC ヘッドセット WH5024」は、機械学習ベースのAI(人工知能)を活用したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したことが特徴だ。装着者の周囲の音声はもちろん、通話相手の周辺の音声に混じっているノイズを高効率で取り除けるようになっており、会話音をよりクリアに聞き取れる。


 直販価格(税込み、以下同)はWL5024が4万8070円、WH5024が2万1230円となる。


●ワイヤレスマウスには新色


 「Dell Bluetoothトラベル マウス MS700」は、最大3台のデバイスとペアリングできる軽量なBluetoothマウスだ。面白いギミックとして、本体の下半分を“ひねる”ことができるようになっており、ひねった状態ならより薄くなるため、どんなバッグやスーツ ケースにも簡単に収納できる。重量も約56.9gと軽い。今回、ブラックに加えて新色のミスティーブルーが加わる。いずれも直販価格は8580円だ。


 「Dell Premier充電式ワイヤレス マウス MS7421W」は、フル充電時のバッテリー持続期間が最長6カ月で、さらに2分の充電で1日作業できる。ワイヤレス接続は独自の2.4GHz帯無線とBluetooth 5.0に対応しており、Bluetooth 5.0接続では最大2台のデバイスとペアリング可能で、独自無線と合わせると最大で3台のデバイスで共有可能だ。


 今回、既存のプラチナシルバーに加えて、新色としてブラックが登場する。ブラックの直販価格は9020円(税込み)だ。


 次のページでは、同社が実施した「周辺機器の購入・利用実態調査」についてお伝えする。


●日本人はPC用周辺機器のことをどう思っている?


 デル・テクノロジーズは2023年11月、全国の100人以上の従業員規模の企業/組織に所属し、主に仕事でPCの周辺機器を使用する20〜60代のユーザー計1000人を対象とする調査を実施した。今回の新製品発表に合わせて、同社は2月7日にその結果の概要を発表した。


 PC周辺機器の購入のきっかけとしては、「壊れたから(16%)」「テレワーク用・在宅用に必要になったから(16%)」といった回答が多く、基本的には必要になったタイミングで周辺機器を購入するユーザーが多い傾向が伺えたという。一方で、周辺機器そのものに魅力を感じて買うことは少ないようだ。


 周辺機器を購入する際に重視するポイントとしては、「使いやすさ(56%)」と「コストパフォーマンス(41%)」が半数近くを占める。「サイズ(16%)」「デザイン(12%)」「多機能(11%)」で選んでいる人は少なかった。


 PCの周辺機器は主に仕事で使用することが多いようだが、その購入方法について尋ねてみた所、「マウス」「キーボード」「ヘッドセット」「イヤフォン」「変換アダプター」は、2〜3割の人が自費で購入していることが分かった。


 使っている周辺機器は、「マウス(65%)」「キーボード(38%)」「電源アダプター(26%)」がトップ3に。使用している周辺機器について便利/満足だと感じていることとしては、「値段が妥当」がいずれの周辺機器でも最も多い結果となった。


 製品カテゴリー別では、使用率が高い「マウス」と「キーボード」は「作業効率の向上」や「サイズ感がちょうどいい」が多く挙げられた。「ドッキングステーション」は、「配線管理が楽になった」が一番高かった。


 周辺機器の使用シーンは、いずれの周辺機器でも「会社・オフィス」または「自宅」での使用が多い。「モバイルバッテリー」「PC用ケース・PC用スリーブ」「プライバシーフィルター」は外出先でも持ち運びで使用されていることが分かった。一方で、自分がどこのメーカーの周辺機器を使っているのか認知していない人も3〜4割程度いるようだ。


 会社の経費で購入、または会社から支給、貸与されている周辺機器への満足度は、「やや高い」が6割以上を占める。一方、「とても満足している」は1割以下に。会社の経費で購入、または会社から支給、貸与されている周辺機器への満足度が高いと、働く環境への充実度が高くなる傾向があることが分かった。


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