【YouTubeチャート】tuki.「晩餐歌」首位まであと一歩　（G）I-DLE、TOP30に2曲ランクイン

　今週（2024.1/26〜24/2/1）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で2.1％減、TOP100の初登場作は12作（先週15作）となった。

【動画】tuki.「晩餐歌」MV

　1位は、YOASOBI「アイドル」（668.0万回）。3週連続、通算26回目の1位となった。2位（先週3位）は、中学3年生、15歳のシンガー・ソングライター・tuki.「晩餐歌」（611.4万回）。TikTokでカバー曲やオリジナル楽曲の弾き語り動画を投稿していたが、23年に発表した同曲が大きな反響を集め、人気に火が付いた。【YouTubeチャート】では、昨年9月に52位で初登場してから、徐々にランクアップし、12週目からはTOP10をキープ。今回、20週目にして最高位となる2位に上り詰めた。なお、88位には、1月10日に公開した「サクラキミワタシ」がランクインしている。

　3位（先週2位）は、Ado「唱（読み：しょう）」（563.5万回）、4位（先週5位）は、現在放送中のTVアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期「神覚者候補選抜試験編」（TOKYO MXほか）のオープニング（OP）テーマで、「BBBBダンス」チャレンジが話題のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born（Instrumental）」（550.6万回）となった。

　今週の初登場作でもっとも上位となる9位に登場したのは、2月19日に東京ドームで解散ライブが行われるBAD HOPの「YZERR - guidance」（290.8万回）。23年10月のヒップホップフェス『AH1』での乱闘騒ぎが契機となり、昨年12月にはヒップホップクルー・舐達麻の「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」や、ジャパニーズマゲニーズの「I guess I'm beefin'」など、BAD HOP に対するディスソングが発表され話題となったが、同作はそれらの曲に対するアンサーソングになっている。

　23位に初登場したのは、5人組女性アイドルグループ、（G）I-DLE「Super Lady」（152.1万回）。1月29日にリリースされた2ndアルバム『2』のタイトル曲で、リーダーのSOYEON（ソヨン）が制作にも参加。どんなことがあっても、自分らしく生きていこうと勇気づけるエールソングで、歌詞のなかに、K-POP女性グループあるaespaの「Savage」、IVEの「Baddie」、LE SSERAFIMの「Fearless」といった曲名が入っていることも話題となっている。また、同アルバムの収録曲で1月22日に先行公開された「Wife」（135.2万回）は、視聴回数を約1.6倍に伸ばし、26位（先週42位）にランクアップした。

　視聴回数を約2.7倍に伸ばし、24位（先週74位）となったのは、back number「冬と春」（148.3万回）。ミュージックビデオは、メンバーの清水依与吏（Vo＆Gt）が原案・ディレクションを手掛け、初監督を務めた力作で、演出補佐として「水平線」のMVを手がけたYASU FUJINAMI氏が参加。主演はback numberからのオファーで石井杏奈が務めている。
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